日曜は日帰りで大阪に行ってきました。

 

 

日本ネイチャージャーナルクラブのフェイスブックグループで

興味深い企画展の情報を教えてくださった方がいて

機会を見つけていきたいなぁと思っていたのです。

 

 

自然史のイラストレーション」。

 

 

会期は長いからどこかで・・・

なんて思っていたら、あっという間に残り数日(展覧会あるある笑)。

 

 

金曜も土曜も夜にオンラインワークショップなどあったため

行けるのは最終日の日曜しかない!

 

 

 

途中休憩を入れながら片道約4時間半、

 

 

 

日帰りで行けるのか・・・?

 

 

 

とは思いつつ

 

 

 

(娘が学校の先生に話したら

「それは無理でしょ」と言われたらしい)

 

 

 

最近遠出が続いているノリもあってか

けっこう余裕で、行って来れたので、

思い切って行ってよかった!

 

 

 

 

 

企画展会場には、

19世紀のペリー来日の時代からの

自然史におけるイラストの役割を

楽しくわかりやすく解説した展示が

 

 

イラストの主な役割6つのテーマにそって

並べられています。

 

 

 

 

種を詳しく調べる、研究することを目的としたイラスト。

 

 

絵と文字が書かれているので、一見、

ネイチャージャーナルと見分けがつかないのですが

 

 

書かれている内容を見ると、

研究者のノートの方は、

気づいたことや特徴が詳細に書き込まれています。

 

 

 

下は博物館友の会の方がかかれたものだそうです。

観察がたくさん書いてあって、

こういノートを見るのはいつも楽しい!

 

 

 

これはネイチャージャーナルではない、

とは言わないけれども、

 

 

ネイチャージャーナルの場合は、

もっと疑問を書き入れたり、

数字を入れたりすることもできます。

 

 

そういう視点で見ると、

もっと書けることありそう、

なんて見てしまいますが

 

 

この場合は、

フィールドノートとして、

観察した情報をまとめるのが目的なわけです。

 

 

 

こんな珍しいものも展示されていました。

 

 

万能投影機」と呼ばれる機械で、

ガラスのプレートに描きたいものを置くと

上の丸い窓に拡大されて映し出され

拡大画像が映し出された窓にトレーシングペーパーを置いてなぞると

絵が苦手でも正確なイラストが描けてしまう、

という秘密兵器。

 

 

ずいぶん大掛かりな装置だけれども、

こんな機械が、あるんですね~!

 

 

 

充実した内容で、

展示の量も会場の広さもほどよく

ゆっくり見ることができました。

 

 

 

中でも私の一番のヒットは、

 

 

「昆虫絵解き分検索図」。

 

 

 

 

ほかにも

 

 

「へ~、こういうの、やってみたい!」

 

 

というヒントをたくさん得ることができました。

 

 

 

10月から開催される、

鳥取での企画展の参考にもなりました。

 

 

 

 

博物館の常設展も広々していて

子どもが楽しめる仕掛けもたくさん。

 

 

時間の関係でちょっと流し見気味になりましたが

今後の企画展もまた面白そうなので

またいつか、ゆっくり訪れたいと思います。

 

 

 

※画像は写真撮影、SNS投稿OKの展示のみアップしています。