ユリゴコロ【邦画】
2017年 東宝・日活
〇〇〇じゃなかったら、いい話なのに。
逆に言うと、殺〇鬼だからこそ、この物語が、ありきたりの作品ではない作品になったのだなと思う。
人間再生話で、更生の話になり、家族愛で終わりそうな話が、見ている者も、おそらく演じている者も、救いのない物語を見てしまった、演じてしまったという感じだろうか。
タイトルとキャストで録画視聴しましたけど、後味の悪い作品でした。恐怖でした。
でも、ただただいい人だった、洋介(松山ケンイチ)。
9年も前の作品で、若いちゃ若い。
吉高由里子も、ヌードになっていました。相変わらずおきれいです。
必然的なシーンで、洋介(松山ケンイチ)が性的不能を乗り越える。二人は幸せになったんだねと思わせるシーン。
なのに、やっぱり、無差別に殺〇する過去が描写されているので、もやもやしてしまう。
原作者は、湊かなえとともに、読んだ後にイヤな後味が残るミステリーを書く女王と呼ばれているらしいです。今後は、この人たちが原作の場合、気を付けて見ようと思います。
簡単なストーリー
末期がんの父に、結婚すると紹介した恋人千絵(清野菜名)が失踪した、亮介(松坂桃李)。
千絵の友人だという、親子ほど年の離れた女性細谷(木村多江)が訪ねてくる。
父は、自宅で療養。亮介は頻繁に実家に帰るようになる。
そこで見つけた ユリゴコロと書かれたノート。
父の不在の間に、少しずつ、何日もかけて、そのノートを読むようになる。
そこには、殺人鬼がこどもの頃からのことが書かれていた。
その内容は、心の拠り所が、「死」であること。
だんだんと、人の死に近づき、次第に自身の手で達成するようになる。
亮介は、ノートを読み進めていき、ある疑念が浮かんできた。
父との出会いも書かれていたのだ。
亮介は、自分が川でおぼれそうになり、助けようとした母は亡くなってしまったと聞かされてきた。
本当に そうなのか?
とうとう、ノートを読んでいることが、父に見つかってしまった。
そのノートは、母の物だと、知ることになった。
【過去 ノートの中身】
亮介の母、美紗子(吉高由里子)は、動物から始まり、命を奪ってきた。高校生の頃、小学生くらいの男の子が側溝に落ちた帽子を拾おうとしていたのを、助けようとしていた大学生の男性。その男性が側溝の鉄板を持ち上げ、子供がその下で帽子を取ろうとしているときに、美紗子(中学生)清原果耶は、手伝うふりをして、鉄板を側溝にたたきつけた。子供は鉄板の下敷きになり、亡くなってしまう。その助けようとした男性は、美紗子(吉高由里子)をユリゴコロと、娼婦の世界から救い出してくれて、子供(亮介)の父になってくれて、夫になってくれた洋介(松山ケンイチ)だったのだ。
洋介(松山ケンイチ)は、助けようと鉄板を持ち上げたのに、落としてしまい、結果して、その小学生の命を奪ったことで、精神を病んでいて、人生が変わってしまっていた。
美紗子(吉高由里子)が幸せな結婚生活を送っている中、娼婦の時に、やってしまったユリゴコロを脅され、関係を迫ってきた、娼婦の前に働いていた職場で言い寄ってきたオトコ。美紗子(吉高由里子)は、洋介が持っていた毒で殺してしまう。
警察がやってきて、美紗子(吉高由里子)は、観念し、川に身を投げようとする。追ってきた、亮介。溺れる亮介を助け出し、川に流される美紗子(吉高由里子)。洋介(松山ケンイチ)は助け出し、病院へ。
そして、ユリゴコロは、とうとう、洋介(松山ケンイチ)が読むこととなった。
洋介(松山ケンイチ)は、美紗子(吉高由里子)を恨み、ダムで飛び降りる事を即すが、金と地図を渡し、二度と顔を見せるなと違う人として生きれと、置き去りにする。
【現代】
行方不明になった千絵を探してくれている細谷(木村多江)。
千絵は、や〇〇の妻で、酷い扱いを受けていたという。逃げている途中で、亮介と出会ったという。千絵は、夫に連れていかれ、監禁されているという。
細谷(木村多江)から教えられ、亮介が監禁場所に着くと、惨劇の跡だった。千絵との会話から、細谷(木村多江)の下名前が分かる。その名は、母である美紗子(吉高由里子)がよく使っていた偽名だった。
母は生きていたのだった。整形し別人として生きていた。
千絵と出会い、亮介の事を知って、手を貸すようになったと。
亮介は、母に言う。
父の命はあとわずかだと。病室の番号も伝えた。
そして、父と母は、病室で再会し、ラストでした。
覚書
監督
熊澤尚人
原作
沼田まほかる
脚本
熊澤尚人
美紗子(吉高由里子)
亮介(松坂桃李)
洋介(松山ケンイチ)
みつ子(佐津川愛美)
千絵(清野菜名)
美紗子(中学生)清原果耶
細谷(木村多江)
