波うららかに、めおと日和
【2025春ドラマ】
フジ木曜ドラマ
初回感想
芳根ちゃんが、可愛くて、たまりません。旦那さん役の俳優さんも、キュート。視聴継続決定。
ですが・・・昭和11年の海軍の旦那さん・・・。戦争に行って、帰還せず、ずっと待っていて、再会するラストが目に浮かぶ。海軍なので、どこかに流れ着いて記憶を失くしていて・・・って、はいからさんが通るみたいじゃないか!と、妄想中。
今の時点で、今期1番のお気に入り作品ほぼリアタイ視聴。翌日まで待てない。
予算がなくても、スポンサーがいなくても、
こんなに、毎回ほっこりして、自分の中に忘れていた何かを思い起こさせてくれる、素敵な作品が出来るんだと感じた。
主題歌は、今どきのボーイズグループの BE:FIRST『夢中』。
この曲は、このドラマにピッタリ。
タイトルバックや劇中で流れると、ドキドキ・キュンキュンのドラマが、更に倍増なのだよ。
毎回、何があるわけでもなく、ただただ、二人の日常がだだ漏れのドラマ。
本当に、よかった!
どこがよかったとか、何がよいのか、さっぱり分からないのが、またいいんだよなぁ。
あと、声を大にして言いたい。
お着物がサイコーーーーーにいい
なつ美(芳根京子)をはじめ、登場人物のお着物が、毎回違うんです。なつ美は、一話の中で、一日ごとに、お着物が変わります。多分、同じお着物は着ていないはず。(間違っていたらごめんなさい)登場人物の設定によって、お着物のテイストが違います。明らかに違うのは、姉のはる江(森 カンナ)のお着物。モダンな、現代風の小紋です。素敵だったなぁ。柴原郁子(和久井映見)のお着物は、上官の妻というのにふさわしい、落ち着きと気品がありました。
なつ美は、四季折々に応じたものや、場面に応じた小紋でした。
何回か芳根ちゃんが好きなモラオが起きてきたときに、言ってた。着物すごくないか!って。モラオの実家では、呉服関係の仕事もしていたので、着物は身近なものだったんです。男でも、わかるなんて、みろるのこの思い、このドラマの衣装さんに届くといいなぁ。
話は戻しまして、(活動弁士(生瀬勝久)風)
もう一つの見どころは、深見龍之介(小関裕太)と、芳森芙美子(山本舞香)の、恋の行方でした。もう二人のやりとりから目が離せないって。結婚したら、どんな家庭になるのかな。
みろる初回の予想で、旦那さんが戦争に・・・と書きました。
公式HPで、その事が書かれていました。
撮影の後半まで、扱うかどうか検討されたそうです。
あえて、戦争の気配をちょっとだけにして、なつ美とたきまさ様の今を表現したラストにしたいとのことでした。
私も、それでいいと思う。
二人というか、登場人物が、みんな幸せそうであればあるほど、昭和11年から12年という設定は、切なくなる。
それだけで、十分です。
簡単なストーリー
一話
時は昭和11年。
顔も見た事のない相手と、相手が不在のまま結婚式をあげ
海軍の江端瀧昌(本田響矢)に嫁いだ 江端なつ美(芳根京子)。
結婚生活が始まる。
2話
新婚旅行
接吻 帰省 幼なじみの男
3話
二人で散歩、写真館で写真をとる、背広を作る
4話
江端なつ美(芳根京子)は海軍の婦人会で、芳森芙美子(山本舞香)に出会う。仲良しになる。
5話
船が沈んだのではと、江端瀧昌(本田響矢)の事が心配になる江端なつ美(芳根京子)。柴原郁子(和久井映見)に、そう言う仕事だと論される。なつ美が風邪を引いて、見舞いにきた芳森芙美子(山本舞香)。芙美子は泥酔して帰宅したたきまさと送ってきた深見龍之介(小関裕太)と対峙。恋の予感
6話
芙美子と深見を尾行する、なつ美とたきまさ。
実家に行く2人
結婚前に、映画館で会っていたこと
駅の前で、たきまさに助けられていたことに気が付く。
2人はやっと、初夜?
7話
初めての年末年始
8話
芙美子と深見がお見合いをするという形で、縁談が進む。
9話
あき奈(咲妃みゆ)の出産の手伝いをする、なつ美。
二人は子供について、考える。
10話
海軍の妻としての苦悩。
最後はハッピーエンド。
覚書
江端なつ美(芳根京子)
江端瀧昌(本田響矢)
芳森芙美子(山本舞香)
深見龍之介(小関裕太)
坂井嘉治(戸塚純貴)
瀬田準太郞(小宮璃央)
あき奈(咲妃みゆ)
ふゆ子(小川 彩)
はる江(森 カンナ)
関谷篤三(高橋 努)
関谷さつき(紺野まひる)
活動弁士(生瀬勝久)
柴原郁子(和久井映見)
原作
西香はち
『波うららかに、めおと日和』
脚本
泉澤陽子
主題歌
BE:FIRST『夢中』