バニラな毎日 【2025冬ドラマ】
某国営放送
良かった~ 美味しそう!
月曜日から木曜日、午後10:45から15分間のドラマ。
番組紹介で、スイーツ店とか、パティシェ料理研究家と言葉が並びグルメ番組か?と思って、録画を辞めようかと思っていた。
だけど、永作博美がでるという。
見てみようかと、録画。
最終回まで録画終わってから、一気に見ました。
一気に見て正解。
これを月~木、毎日リアタイで見ていたら、間違いなく、週2でスイーツ店に行くだろう。そして太っちゃうんだよ。血糖値上がりそうだ。
食べるだけではない。以前、お菓子作りにはまっていたことがあった、みろる。俄然作りたくなりましたよ。
それだけ菓子の魅力が詰まっていた。
スイーツだけではない。
前半、各週、お菓子教室の生徒さんのストーリーがある。
それぞれ違うケースで、見ごたえがあった。
後半、毎週メインのお菓子は登場するのは変わらない。
主人公の葵と佐渡谷さんにフォーカスが当たる。
教室を閉鎖して、葵が新たな道を進もうとする、佐渡谷の過去、過去の苦悩と再出発。見どころがいっぱいありました。
だけど、主人公にどうしてこんなに試練があるのだろう。
辛くなっちゃう。
15分という尺と言い、展開といい、最後はみんなでハッピー的なのって、朝ドラ(数本しか完走したことないけど(笑))っぽいんだな。
週4回 15分 3か月。
このくらいがちょうどいいよ。
まったく期待していなかったドラマ。
今期 2番目に楽しませてもらいました。
続編 希望です
ストーリー 長いです
自分の店を潰した
白井葵(蓮佛 美沙子)パティシエが
料理家佐渡谷真奈美(永作 博美)の依頼で
店舗でお菓子教室をやることに
生徒さん
1人目 順子(土居 志央梨)
東大卒のキャリア 女子
休職中
作るスイーツは
フルーツタルト タルトタタン
② 有名バンドのボーカル
秋山静(木戸 大聖) 葵を好きになる
作るスイーツは
オペラ → ブラウニー → ザハルトテ
③ 母を亡くした女性 優美(伊藤 修子)
引きこもりだった。
友だちとオールで遊んでいて、
母の電話を無視した事を後悔している
作るスイーツ
甘くないクッキー
クルミのクッキー
モンブラン
④ 車椅子の女の子 結杏(和合 由依)
作るスイーツ
マカロン・イートンメス
障がいがあるから、過保護になっている母からの精神的な自立の話です。
いいセリフがありました。
自分を幸せに 出来る力がある
そう出来るようにならないと思う
なんかジーンときちゃった。
いくつになっても、幸せに貪欲でいたいと思いました
⑤ 発達障害の男性
作るスイーツ ミルクレープ
お店の次の借り手が見つかった。
いよいよ、お店を手放すことになった。
同時に、楽しく感じていた、お菓子教室を閉めることになる。
⑥ 白井葵(蓮佛 美沙子)が最後の生徒
佐渡谷真奈美(永作 博美)との友情の確認
教室の生徒さんは、佐渡谷の親戚のカウンセリングを受けている患者さんでした。それぞれに、違う、心の風邪を、お菓子作りを通して、いやしていったのです。
後半
葵は、バイト先から、商品開発部に誘われていた。
見学に行き、仕事に魅力を感じるが、
あらためて、自分の作ったスイーツを
お客さんに届けたいという、やりがいを確認した。
葵は、片付けた荷物を基に戻し、お店を再開する決意。
大家さんに申し出ると、次の借りての方とはまだ契約が済んでいないという。だが、再出発のための、事業内容の提示を求められる。
生徒さんの順子さんは、企業コンサル。
協力してもらい、問題点を洗いなおす。
そして、新たなお店の内容が決まった。
週二回土日営業
焼き菓子のネット販売
ケーキは5種類まで
スペシャリテのお菓子は フレジエ
同時に、佐渡谷は、フランスへ行くという。
葵の事を考え、日本との往復を考えているという。
葵は再出発した、店は軌道に乗り、充実していた。
佐渡谷は、フランスへ渡り、恋人との再会。
その矢先、秋山と電話中に、お店の前で交通事故に合う。
右腕が骨折した。
失意の中、秋山が付き添ってくれて、心配した佐渡谷が恋人と共に帰国。
そして、長年、ギクシャクしていた母親(筒井 真理子)
と久しぶりの再会。そこで、葵は、母親に美味しいと言ってほしかった、褒められたかった気持ちが、心に壁を作っていると実感。
退院。
葵はギブスが外れ、さっそくお菓子作りに取り掛かる。
右腕に違和感がでた。
思うように、右手が動かない。
診断の結果、事故の時に、頸椎を損傷していて、
右手にマヒが残っているとのこと。
自暴自棄になる葵。
それを支えたのは、秋山と菓子の生徒さん、そして佐渡谷だった。
葵は秋山のライブに行き、感銘を受ける。
そして自分が出来る範囲で、お店を再開することを決意。
佐渡谷が結婚するという。
結婚のパーティーをする。
生徒さんたちみんなと お祝いのケーキ、クロカンブッシュを作る。
出来ないことは、頼る。人を信じる。
葵のできなかった事が、仲間が出来て、出来るようになった。
佐渡谷は、フランスへ行かないという。
様々な形の結婚だというが、葵のことがあってのこと。
葵は、母の元に行く。
こどもの頃、母に食べてほしかった、ホットケーキを焼いた。
母は、思わずつまみ食い。美味しいと何度も言う。
母との関係もよくなった。
葵は、もう私は大丈夫と、佐渡谷にフランスに行くように言う。二人の間の、友情と親子の関係のような固い絆を再認識して、佐渡谷は、フランスで修業を始める。
佐渡谷がフランスへ行ったのは、過去に、料理研究家として、雑誌に載せた、簡単にできるクリスマスケーキのレシピ。不評で、雑誌には、苦情が殺到した。それで、身内の医師にカウセリングを受けるようになった経緯があった。
最後は、母の事があり、恋愛をしてこなかった葵が
秋山の求愛を受け、いい感じになりラストシーンでした。
覚書
白井葵(蓮佛 美沙子)
佐渡谷真奈美(永作 博美)
秋山静(木戸 大聖)
生徒さん
順子(土居 志央梨)
優美(伊藤 修子)
結杏(和合 由依)
結杏の母(中島 ひろ子)
葵の母・幼少(谷村 美月)
葵の母(筒井 真理子)
原作
賀十つばさ
『バニラな毎日』『バニラなバカンス』
脚本
倉光泰子