彼女がその名を知らない鳥たち【邦画】
2017年作品
主演の蒼井優が、可愛くて、キレイ
2019年に蒼井優は、山ちゃんと結婚している。
この作品は2017年。
結婚を前に、女優としての集大成の作品のような気がする。
前半、複数の濡れ場がある。
阿部サダヲ(おさわりだけ)⇒松坂桃李 ⇒ 竹野内豊 だ。
桃李との絡みは、キレイでしたよ。
竹野内豊の、白いパンツは、びっくりでしたけど
後半
松坂桃李との不倫のせいで、異常なまでの阿部サダヲの行動には、引いてしまった。キタナイ風貌のおっさんと、なぜ一緒に住んでいるのか?その行動はエスカレートしていき、私は、阿部サダヲが犯罪を犯しているのでは?と感じていた。
だけど、どんでん返しが
竹野内豊の、くそっぷりの役。
松坂桃李の、くそ男っぷりに、なぜこうなったのかと、必然だったのだなと、畳みかける展開でした。
面白かったです。
前半、一度ならずも、濡れ場があり、
息子が近くにいて、とっても気まずかったわ。
あとね、この作品を見た日は、松坂桃李デーになっちゃいました。
この作品と、次は「耳をすませば」での桃李の好青年役。
リアタイで、21時より「御上先生」での教師役。
3パターンの桃李を楽しんだ日になりました(笑)
簡単なストーリー
8年前に、黒崎俊一(竹野内豊)と別れた、北原十和子(蒼井優)は、15歳年上のキタナイ風貌の佐野陣冶(阿部サダヲ)と暮らす。
その生活は、けだるく、満たされない何かにあきらめているかのよう。時折、黒崎とのいたしているDVDを見ては、楽しい日々愛されていた日々を思い出している。
時計の修理をめぐって、水島真(松坂桃李)が、自宅に訪れる。
二人はすぐに、不倫関係に。
それに気が付いた、佐野陣冶(阿部サダヲ)は、執拗に電話したり、尾行したりと監視を続ける。
十和子は黒崎にワン切りしてしまう。
警察が来て、黒崎は5年前に失踪していたと。
黒崎の妻と会う。
そこには、かつて黒崎に献上された老人の姿があった。
十和子は、水島から距離を置こうと言われ、水島を尾行する。他の女と会っていた。水島からプレゼントされた時計は、3000円の安物の時計だった。そして、水島から、お金を無心され、十和子は果物ナイフで、刺してしまう。そこに陣冶が現れ、水島は助かる。
だが、十和子は思い出してしまう。
黒崎から骨が折れるほどの暴行を受けた事。
黒崎から、結婚をほのめかされ、有力者の献上として関係を持たされたこと。
そして、殺してしまったこと。
それを隠ぺいしたのは、陣冶であったこと。
陣冶は、身を呈して、十和子に尽くしていた。
陣冶は十和子受け取りの保険に入っていた。
陣冶は、職場で、十和子と知り合い、十和子のためならなんでもできると、マンションを買い、食事を提供し、イライラのはけ口となり、十和子の罪まで背負っていた。
そして、十和子にすべてを話し、幸せになれと、
自死するのだった。
覚書
監督
白石和彌
原作
沼田まほかる
脚本
浅野妙子
北原十和子(蒼井優)
佐野陣冶(阿部サダヲ)
水島真(松坂桃李)
國枝カヨ(村川絵梨)
酒田(赤堀雅秋)
野々山美鈴(赤澤ムック)
國枝(中嶋しゅう)
黒崎俊一(竹野内豊)