ゴジラ-1.0【邦画】
2023年作品 東宝
怪獣ものは、見ないのに・・・見た
怪獣物、戦闘物とホラーは、見ないのですが、
この作品は、当時の日本アカデミー賞で、
最優秀作品賞を受賞していたので、見ました。
録画して、半年くらいたったけど、やっと見ました。
怪獣物だと思い込んだいたので、スマホ片手に
視聴を始めると・・・。
数分で・・・
ちがう!
これは、戦争物だった!
スマホはテーブルに置き、お手洗いを済ませて、
準備を整えてから、最初から見直しました。
冒頭に、ゴジラが登場するけれど、前半は主に、終戦後の東京を描いていた。
後半は、ゴジラ退治。ゴジラ退治は、短く感じました。
過去のゴジラ作品がどういう物語なのか知りません。
なので、この作品は、ゴジラではあるけれど、戦争とその後の様子を描いた作品なのだなと思いました。
当時、数々の賞を総なめにした作品。
日本アカデミーで最優秀作品賞は、納得です。
ただ、この作品の山田裕貴に関して、話題賞ではなく
新人賞でも、よかったのでは?
映画出演数に対しても、妥当だったと思う・・・。
物語
冒頭に、特攻隊員である敷島浩一(神木隆之介)が故障時に不時着する基地に、降り立つ。その夜、ゴジラが現れ、敷島は攻撃せよと言われても、出来なかった。その際、たくさんの人が亡くなり、敷島は自分のせいだと、思い、終戦を迎え、東京に帰る。
帰ってきた敷島を責める家族を失った太田澄子(安藤サクラ)。
市で会った、血のつながらない戦争孤児と、他人の典子(浜辺美波)と暮らす敷島浩一(神木隆之介)。澄子の支えもあって、孤児のアキコはすくすく育っていく。戦後復興と、戦後処理。どこにも、ゴジラは出てこない。
戦後処理の仕事を船に乗る敷島。仲間と共に従事していると、ゴジラが現れる。
国は秘密裏に駆除を進めようとする。
そのゴジラは、東京に上陸した。
その際、銀座で働いていた、典子は、吹き飛ばされて亡くなった(と、思われていた)
軍がない日本では、民間としてやるしかない。
戦争で生きて帰って来た者が、団結して、ゴジラを海底に沈める事が出来た。
最後は、典子が生きていて、敷島と再会する。
生きててよかった!
今度こそは、血はつながらないけど、アキコと3人で、近所のおばちゃんと仲良く暮らして欲しい。
幸せになって欲しいと、思ったよ。
・・・最後のテロップに、続編制作
云々と書いてあった。
ホントかなぁ・・・。
続編というか、まったく違うゴジラを、
10年後とかで、いいのではないだろうか。
覚書
監督脚本
山崎貴
敷島浩一(神木隆之介)
大石典子(浜辺美波)
水島四郎(山田裕貴)
橘宗作(青木崇高)
野田健治(吉岡秀隆)
太田澄子(安藤サクラ)
秋津清治(佐々木蔵之介)
堀田辰雄(田中美央)
齋藤忠征(遠藤雄弥)
板垣昭夫(飯田基祐)
明子(永谷咲笑)