リップヴァンウィンクルの花嫁 complete edition 【邦画】 | nature-adocument

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リップヴァンウィンクルの花嫁 

complete edition 

ドラマと映画版の完全版

2018年CSで放送

監督・岩井俊二

 

黒木華のあてがき作品  

 

映画本編は 2016年公開だったそう。

2018年に、CSで、完全版として、260分の長編作品として放送されたとのこと。

今回、再放送を録画していたのを、視聴しました。

 

監督・岩井俊二が、黒木ありきで、執筆し映画化した作品だという。

 

黒木と綾野剛が好きなら見れる 

 

私は、主演の黒木華と、謎の胡散臭い男を演じた綾野剛が好きなので、260分の長編ににも関わらず、最後のエンドロールまで見れましたよ。

 

だけど、長い。

ネット情報によると、映画版と、ドラマが制作され、それを合わせた完全版とのこと。映画とドラマ分、だから、270分かぁ。納得。だけど、長い。映画2本分の大作です。

 

岩井俊二監督作品なので、静かに、流れるような、セリフも少なく、画で魅せる。

眠くなるzzz

私の集中力も年々衰え、休憩入れても、2時間半が限界でした。

長いというのもあるけれど、2日間に分けて見ざるを得ませんでした。


 

この作品の黒木華は、兎に角可愛い。

岩井俊二監督にかかったら、こうも、可愛く、素敵な女性になるんだな。作品のタイトルにもなっている、花嫁。物語のラスト近く、ウェディングドレスシーン。それまでの物語は、このドレスシーンのための序章に過ぎなかったのだ。最大の見どころだ。

 

黒木をだましているのか、助けているのか

胡散臭い男を、綾野剛が演じます。

やっていることは、代行業。

一時期、レンタル彼氏とかレンタル家族というワードが、テレビ等で紹介されていました。

他にも、ベビーシッターしたり、なんやかんややっています。

 

末期がんの真白から依頼、友達が欲しいの願いに対し、黒木を引き合わせてからの、メイドとして住み込ませる

あたりの、シナリオがよくできている。

 

死後整理も、引き受ける、綾野剛。

黒木の新生活も応援するという、粋なことも、しれっとする。

悪役なのか、いいやつなのか、曖昧なところも、この作品にあっていたな。

 

設定が、世の中の一歩先を行っていたような気がする作品でした。

 

 

物語 

 

声が小さい、内気なバイト教師をしている、皆川 七海 - 黒木華は、ネットの出会いサイトで、結婚相手を見つける。

SNSに自分の心の内を書き込んでいたら、何でも屋安室 行舛 - 綾野剛と出会う。披露宴に招待する人がすくなくて、親戚代行を依頼する。これが、すべての始まり。

 

結婚後は、夫の不倫疑惑から発展し、浮気相手の彼氏から脅迫まがいのことをされ、逆にしてもいない浮気をしたという証拠動画を撮られる。それは、安室が夫の義母から依頼された、別れさせ屋の仕業だった。

 

夫から家を追い出された 七海。

ビジホでバイトしているところに、安室からバイトの誘い。

それは親戚代行のバイトだった。そこで出会ったのが、真白。真白のSNSのアカウントは、リップヴァンウィンクルだった。

 

安室は、七海を住み込みのメイドのバイトに誘う。

そこには、同じメイドの真白がいた。


 

七海は、真白が仕事の依頼主で、AV女優だと知る。

それでも、楽しく暮らす二人。

 

二人は外出先で、ウェディングドレスを試着(のちに買ったのかも)から、写真撮影、ドライブ、家に帰ってきて、踊り、二人はベッドの上で語り合う。

このシーンが、作品のタイトル に繋がるのだな。

 

そして翌朝、真白は亡くなっていた。

葬儀を終え、音信不通だった母親にお骨を届ける。

 

ラストシーンは、新しい生活の七海。

何かが変わった七海は教師として再出発する。

 

 

 

覚書 

皆川 七海 - 黒木華
安室 行舛 - 綾野剛
里中 真白 - Cocco
鶴岡 カヤ子 - 原日出子
鶴岡 鉄也 - 地曵豪
高嶋 優人 - 和田聰宏
滑 - 佐生有語
皆川 博徳 - 金田明夫
皆川 晴海 - 毬谷友子
恒吉 冴子 - 夏目ナナ
里中 珠代 - りりィ
似鳥 真美 - 玄理

軽部真一、中村ゆり、野間口徹、

原作・脚本・監督・編集・
岩井俊二