ほつれる 【邦画】
2023年作品
ゆったりとした、夫婦が離婚するまでの話
ロケがふんだんにされていて、
綿子＝門脇麦と木村＝染谷将太のやり取りと雰囲気、表情が良くて、二人は恋人同士なんだろうなと、思ったら・・・。
Ｗ不倫のお話でした。
余計な説明的なセリフや場面はなく、
役者の表情や、会話のようなセリフで、物語を把握していく感じ。
こういうの嫌いじゃないです。
ですが、物語が進むにつれて、主人公の綿子＝門脇麦は、どうしたいのか？と、ほつれるのではなく、絡まったままでした。
綿子＝門脇麦と夫の文則＝田村健太郎の、夫婦関係の修復をしようとするが、逆に綿子＝門脇麦の不倫が明るみになる。
話しあい、結果、綿子＝門脇麦は、離婚を決意し、家を出る。
荷物を積んだ車を運転し、去っていく様子で終わります。
それが、絡まった綿子の心が、「ほつれる」のでしょうか？
難しい作品でした。
84分の作品でよかったです。
簡単なストーリー
綿子＝門脇麦と木村＝染谷将太は、不倫していた。
二人の一泊旅行のあと、食事した帰り、木村＝染谷将太が事故に合い亡くなってしまう。木村とは友人である英梨＝黒木華の同僚として知り合った。告別式に行かず、木村の故郷山梨に向かう。木村の実家に行き、木村のアルバム見たりする。
綿子＝門脇麦には、夫がいた。
不倫の末の結婚のようだ。
前妻には子供がおり、時々夫と義母は面倒を見ている。
前妻と夫とは、離婚後も関係があったようだ。
それを不満に思っての、木村との関係だったような感じでした。
木村の妻にも、不倫の事実が伝わっていた。
妻と対面する、綿子＝門脇麦。
最後は、夫にも不倫を特定され、結果離婚。
覚書
監督・脚本
加藤拓也
綿子＝門脇麦
夫・文則＝田村健太郎
不倫相手・木村＝染谷将太
友人・英梨＝黒木華
木村の父・哲也＝古舘寛治
木村の妻・依子＝安藤聖