素晴らしき哉、先生!
【2024夏ドラマ】
テレビ朝日 日曜夜ドラマ
リタイヤかと思ったら、イッキミ完走!
意外と、見れたドラマ
学園ものって、苦手なんだよね。
いじめとか、カーストとか、なんか苦しくなっちゃうイメージ。
だけど、このドラマのクラスの子たちが
いい子過ぎて、いるんか今どきこんな素直な子
職員室内の教職員同士の仲間良さ。
雰囲気の良さ。
気味悪いくらいの、いい職場環境に、物わかりの言い
上司たち。
主人公の家庭環境の良さも、びっくりだわ。
絵にかいたような、素敵なご家庭。
どこの何が不満なんだ!
このドラマのサブタイトル
『先生だって人間なんだぞ!』
いやいや、人間の前に、
先生だって、公務員(この作品は私立なので民間ですが・・・)なんだよ。その前に、社会人なんだよ。それから、人間なんだぞ なんだよね。
一話・二話
主人公の私立高校の教師 りおが、お酒を飲みながら、
先生をやめるだの、グチグチ文句垂れていますけど。
この内容、ぜんぜん共感できないし、甘ったれんな!学生気分引きずるな、社会人だろと、言いたい。愚痴っている内容が、先生特有じゃなくって、社会人としての基本的な事ばかり。
特に、保護者のせいにしているけれど、あそこは、もう、みろるの事言っている?って、私が袋叩きにあっている感じでしたよ。まったく、腹が立つ
保護者会で、教師のプライベートな部分を批判する親たちは、私も、行き過ぎていると思いましたけど。そういう親ほど、学校のことや、子供のことは、ノータッチって感じですけどね。
やる気ナッシングで、保護者会をやり過ごそうとしている姿勢、保護者はお見通しです。やる気のない教師に、そりゃ、大事な子供をお任せするのは、不安ですよ。
一話二話で、立腹のみろる。だけど、りお役のいくちゃんが、可愛くてねカメラ目線で、酔っ払った口調で『先生だって人間なんだじょ~』って言われたら、あっ、このドラマはまじめに見てはいけない、イメージビデオだと思えばいいのだと、見方を変えましたよ。
何かが変わったのか、3話からがらっと変わりました。
すっかり、生徒思いの、一般的ないい先生たち。キャリーの夫、葉山くんも、絵にかいたような、スポーツマンからの教師人生を熱く演じていました。なんか背中がかゆくなるような、セリフのオンパレード。
生徒たちも、万引き、水商売、〇〇詐欺、など重いテーマも扱いますが、どれもこれも、その後の人生に支障のない範囲で解決し、先生ありがとう!って終わってしまう。
唯一、感情移入したのは、りおと恋人聖也との関係でした。
仕事がお互いに忙しくなり、会う回数が減っている中、りおが教師をやめるといったタイミングで、
聖也は、りおに絵にかいたようなプロポーズをして幸せ絶頂。
りおはやっぱり、一年間やると決め、聖也の部屋へ。
そこには、別の女性と交わっている、聖也の姿が・・・。
りおが別れを決断するまでの、葛藤は、みろるもそういう事があったよと、共感しまくり。
まっ、別れるのは当然だよね。もうアウト。浮気は治らないし、二股を一年かけていたとなると、結婚後も別家庭持つこと間違いなし。
だけど、妊娠が発覚。
やりなおすべきかどうか、迷うりお。てか、迷っていない。だいたい、聖也の『本当に俺の子?』発言。これ言われたら、もう迷いなんてないよ。聖也を見限っている。
ただ産む産まないを、本能で考えている。りおの環境、父親は会社の社長、母親は専業主婦で元気、自分は教員免許もっているので、最悪臨採でなんでもできるしね。家族の協力を得られそうなので、産むという選択をするだろうと、予測が付く。
ただ、教員だから、未婚で子供を産めないというのは、間違い。教員だからではなく、普通の会社で働いていても、若いのに、未婚の母って、上司に報告しずらいよね。今どき、個人情報、プライバシー云々と言われている時代。今の教員って、自宅住所非公開、家族構成非公開、17時過ぎて学校に電話しても対応しない。のが当たり前。そんな時代なんで、別に、実は結婚していましたとか、実は結婚したけど離婚してシングルマザーでしたで、いいじゃん。そんな事言っていたら、どんどんお腹が大きくなるのに、それを見て、生々しいとか言っていたら、女性教職員は子供産めないじゃん。
まっ、このドラマ仕立てのテーマは
『教職員のなりてが少なくなってきたので、若い子が教職員になってくれるような、啓発的ドラマ』なんだろうな。
ふぅ、一気に書きました。
まだ、ちょっと書く。
途中リタイヤしなかったのは、柳沢慎吾が出ていたから!
まぁ、ちょいちょい、ネタぶっこんで来る。
慎吾ちゃん、電話が来たからと、応答するんだけど、
『テシガワラ?』
『イワタ元気?』と、ぶぞろいのリンゴの役名を入れてきた(笑)
タイトルバックのダンスシーンも見逃せない。
慎吾ちゃん、パトカーのネタを振り付けていたし(笑)
もう見逃せない。
あとね、高橋克典と永井大が共演。
聖也の浮気場面の 騎〇〇シーンは、
あの特命係長のワンシーンのオマージュよね?
最後の最後で、学園理事長に、昭和の先生と言えば、金八先生。
武田鉄矢の投入!
視聴率は、平均3%で、悪かったらしいけど、
見方を変えれば、悪くないドラマでした。
簡単なストーリー
教職員になったはがりの りおが、先生として成長し、
ひとり女性としては、恋人との別れ、未婚の母を選ぶものかダリでした。
覚書
笹岡りお=生田絵梨花
父=高橋克典
母=田中美佐子
同僚先生=葉山奨之
同僚先生=桐山漣
生徒役
茅島みずき
鈴木仁
小宮璃央
橘優輝
矢吹奈子
小栗有以
保護者
鈴木紗理奈
田口浩正
学園長=萬田久子
教頭=柳沢慎吾
聖也=小関裕太
脚本・演出
宅間孝行
主題歌
竹内まりや「歌を贈ろう」