名も無き世界のエンドロール
2021年作品
配給 エイベックス
女優の演技が光る作品
主演、助演の、岩田剛典、新田真剣佑は
知ってた。
だけと、ヒロイン 山田杏奈さん。
知らないなぁという感じ。
だけど、先入観がないせいか、彼女の透明感のある演技が、この作品の結末を、より印象深いものにしている。
山田杏奈の幼少期を演じた、豊嶋花。
現在、ドラマ『ばからもん』で、主要メンバーとしてレギュラー出演している。
大物女優と薬のCMしているし、これから目が離せない女優さん。
あと、中村アンが、美しい、本当に、ため息が出る。
これでもか!というほどの
小憎らしい立ち振る舞いに、言動で
悪女を演じています。
どうして、邦画って、こう結末が多いの?
ここ一か月に見た、映画2作続けて、
主人公が亡くなってラストシーンでした。
またですか。。。
この作品の場合は、主人公の親友が、自ら選んで亡くなるんだけど、つらいね。創作だとしても、もしや、事実を基にしたものでも、健康な若い人が亡くなるのはつらい。
ただ、この作品は、5年後という設定で、
原作が発表され、映像は、
『Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜』
として、web配信されたそうです。
見たいなぁ。どうしたら見れるのかな。
物語
親がいない、境遇の三人。
サプライズというか、いたずらが得意な、マコト = 新田真剣佑と、ちょっと真面目なキダ = 岩田剛典が通う学校に転入してくるヒロインヨッチ = 山田杏奈(幼少期:豊嶋花)。
過去の楽しい3人の時間と、ヨッチが亡くなってからの時間が、交差しながら、物語はすすむ。
マコトもキダもヨッチが好き、ヨッチは先に告った方と付き合うと決めていた。マコトが先に告白していて、キダは応援する。社会人となった、クリスマス。マコトはヨッチにプロポーズしようとしたクリスマスの夜、ヨッチはひき逃げで、亡くなってしまいます。
数か月後、リサ = 中村アンが、破損したスポーツカーを修理しに、マコトとキダが働く自動車工場に持ち込みます。
ここで、マコトは、ヨッチをひき逃げしたのは、リサだと感じたのでしょう。食事に誘うが、足蹴にされ、マコトは姿を消します。
数年後、キダはマコトの捜索してくれた、川畑 = 柄本明の元でその世界に入ります。マコトと再会したキダ。
マコトのリサへの復讐を知りながら、協力する。
その反面、引き止めるようすもアリ。
しかし、クリスマスの夜。
マコトはリサに、ひき逃げのことを問いただし、
ネットで公にしたうえで、
亡くなった、ヨッチのところに行って、プロポーズの続きをするんだと、自爆します。
止められなかった キダの苦悩で終わります。
覚書
キャスト
キダ = 岩田剛典
マコト = 新田真剣佑
ヨッチ = 山田杏奈(幼少期:豊嶋花)
リサ = 中村アン
安藤 = 石丸謙二郎
宮澤社長 = 大友康平
川畑 = 柄本明
原作
行成薫『名も無き世界のエンドロール』
監督
佐藤祐市
脚本
西条みつとし