心地の良い住まい力を引き出す
建築士×レジデンシャルオーガナイザー
永瀬絵美です。
私の知ってるシングルマザーさん。
20代前半で赤ちゃんを産んだそうで、
「一人で頑張って来たんだね～！」
と言うと、
「ううん。私どうしていいかわかりませ～ん！って
あたふたしていたら、周りが皆で助けてくれたの。
もう。一人じゃ絶対無理だったから！」
と仰っていました。
これって凄く大事だと思います。
彼女は明るく嫌味なく自然にそれが出来る人。
勿論それでも大変だったに違いないけど、
結果、こうして子育てや生活を乗り越えられたのでしょう。
私は人に「助けて」って言えません。
ピンチや緊急事態も“赤いランプ”は点けません。
人に自分のことで心配を掛けたり、
場の雰囲気壊すのが何よりも苦手なのです。
人知れず、誰にも分からないように
独りでコッソリ解決しようとします。
例えば・・・
私、少女時代に走っててブレーキに失敗。
何かの角につま先から突っ込んでしまいました。
何かに刺さったのでしょうね。
靴をそっと脱いだら靴下が血で真っ赤に・・・。
その後も何事も無かったかのように振舞っていました。
（たまたまケガは大した事ありませんでした）
↑バカだよね
↑
こっそりしてたつもりが、
「お困り事の隠ぺい」がバレて
心配されても、手を差し伸べられても
「大丈夫」と断るのが口ぐせでした。
でも、なんとなく。
最近それを辞めました。
「～しようか？」
「うん！」
と答える私がいます。
ずっと私の事を心配してくれた友人達に、
「大丈夫、大したことないよ～」と言ってたけど、
きちんとお困りごとの詳細＆結果など話したら、
「話してくれてありがとう」
と言ってもらっている私がいます。
そしてサポートしてくれるそうで、
友情・愛情に心がホッコリ。
◆人の持つ暖かさに救われています
今まではどんなに辛くても助けて欲しくても、
バレない様に“何事もないフリ”して普通に振舞うか、
心配されても「大丈夫」とサポートを断っていました。
多分、怖かったのでしょうね。
フッと寄りかかってみて拒絶をされるのが。
言ったところで話を逸らされたり、
違う風に捉えられて色々言われたり、
何故か青春ドラマバリに見当違いの発奮発言!?
…etc
そんなこんなで、
段々と心の扉を閉じてしまったのかもしれません。
だったら、人を頼らず一人で対処しようって、
そんな思考回路が出来上がっていたのです。
でもね。辛い時、何かをしてほしい時、
心配してくれてこちらを気に掛けてくれてる時、
素直に正直に周りの人に「Help！」と言ってみたら、
人は気持ち良く手を差し伸べてくれるものです。
そして、それは恥ずかしい事でも、
意気地なしでも何でもありません！
自分自身に置き換えてみると分かると思います。
自分の大切な家族や友人が困ってる時。
もし助けられなかったら後悔するし、
「水臭いな」と思いませんか？
要は困ったときはお互いさま。
私も本当に「私困ってます発信」が苦手で、
今になってやっと・・・自分も「助けて！」と言って良い
と気付いた“グズさん”ですが、
世の中そんな捨てたもんじゃないよ。
差し伸べた手をちゃんと握って
救いあげてくれる人は沢山いるからね。
是非「大丈夫」と言ってしまうその口ぐせを
「お願いします！」に替えてみて下さいね。
↓独りで何でも背負い過ぎないで！（自戒を込めて）↓
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