リフォーム&新築工事は段取り八分! | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

心地の良い住まい力を引き出す

建築士×レジデンシャルオーガナイザー

永瀬絵美です。

 

明日、工事請負契約と近隣挨拶、

来週月曜日から工事スタート!

 

こちらが契約と現場管理、

そして打合せ用の書類一式です。

 

◆手前から契約書、近隣挨拶、工事工程表、設計図面

※手前の黒×白は決して貸してくれない猫の手ですはにわ

 

契約直後の工事着工は、

設計と現場の準備を同時進行で

手掛けなければなりません。

 

・契約書⇒事務員

・設計図面⇒設計担当

・工程表&近隣挨拶⇒現場監督

 

と、普通は役割分担されるものですが、

私の場合はコレ…全部、私の仕事汗

(2016.8現在)

 

ぬかりなくやらないと後がコワイ。

逆に掛ける“時間と労力半端ない”ながらも、

ここをきっちり決めて段取り終われば、

 

現場仕事のが終わったようなもの。

まさに段取り八分ですね。

 

間取りや使う材料、品番が決まっていれば、

もう流れるように工程に合わせて発注し、

あとは「職人さんガンバレ!」です。

 

私はただ応援…

もとい、要所要所で現場へ行って

納まりや細かい内容を打合せて、

仕上がりまでを確認していきます。

 

ただ、ここまで決めるには

お施主様の多大なご協力が必要になります。

 

本当は楽しくご要望だけ伺えれば良いのですが、

実際は「予算」「工期」「法規」との兼ね合いで、

“妥協”“諦めていただく事”も出て参ります。

 

でも、これとっても大事なんです。

 

何故なら、人は“限りある”から

その中で“出来ること”を

一生懸命に考えるから。

 

これはお施主様もそうですが、

私たち設計士や職人も同じです。

 

工期、予算が余りあるからと言っても

良い家が出来るとは限りません。

 

なんだか間延びしてしまいます。

 

だから、私もお客様の中に潜む、

・実は譲れること(手放してもOK)

・これだけは絶対に譲れないもの

・力を入れたい空間、素材、使い方

 

など、色々な質問を交えて引き出します。

 

このような宝箱を一旦ひっくり返して、

本当の宝を探し出すような作業。

 

↓宝の探し方。イメージ↓

クローバー【設計プラン】先ずは宝箱をひっくり返そう!

 

これに協力していただけたからこそ、

工事への段取りもスムーズに出来るのです。

 

だから、最近お仕事ご依頼いただく人は、

友だちや商売仲間など、私を良く知る人が

多いのも納得がいきますネ。

信頼関係が何より大事になって来ますので!

 

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