衣食住で一番何に興味ありますか? | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

住まい力を引き出す永瀬です。

突然ですが、衣食住のうち、
1番興味があるのは何ですか?

私は何を隠そう「住」と言いたいところですが、
断然「食」です。
美味しいものを食べてる時が一番幸せ。


◆三度の飯が何よりの楽しみ♡

「食」は食べるも作るも1番身近。
何処にでも気軽に食べられる飲食店があり、
スーパーなどで買うことも簡単。
家庭でも手軽に作ることも出来ます。

味だって家庭料理なら自分で調整出来るし、
お店なら嫌なら次行かないだけだし、
美味しければリピートすれば良い。

「衣」も気軽に買えるお店が沢山あり、
またファッション雑誌やメディアを通じて、
手軽に今の流行やコーディネートを
自身に落とし込むことが出来ます。

お店に行けば試着して、
サイズや着心地を試してから
一番合うものを買うことができます。

「住」はどうでしょう?

器としての住まいは手に入れるのは、
賃貸であろうと先ず子供では無理ですね。
それだけお金もかかるし手軽ではありません。

気軽に住んでみることも
自分に合うのかも試す場もありません。

せいぜい、インテリアで好きな色や、
ファブリックを選べる程度ではないでしょうか。

・自分の暮らしに合ってるかどうか
・住みたい家はどんな家か
・使い勝手や動線がラクかどうか

何故、これが多額のお金を掛けて、
住んでみるまで分からないのでしょう?

食べる前に作る側は必ず味見します。
着る前にサイズや洗濯方法、着心地、
その服は必ず確認しますよね?

家はどうですか?

試着ならぬ試住、
味見ならぬ住見…

う~ん。これは無理そうなので、
自分に合うようにつくって貰ったり、
合う家を探してみては如何?

自分に合うと言うのは、
ズバリご自身やご家族の「暮らし方」や、
極端に言うとと「生き様」に合った
住まいのことです。

そこまで向き合って始めて、
作る側へ、家探しの時に、
具体的に伝える事が出来るのです。