食物繊維とアレルギーの関係 | 菌と暮らしと健康と~菌を味方につける方法~

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菌をこよなく愛する菌活ヘルスコーチ
腸内フローラ検査、口腔内細菌検査、肌フローラ検査、膣フローラ検査、各検査に解説をさせていただき、その方にあった食生活・生活習慣のアドバイスをさせていただいております(^^)

菌活ヘルスコーチのMAMIです。

 

腸内フローラ検査等の検査結果から菌を読み解き、

菌の観点から食生活や生活習慣のアドバイスをしております。

腸内フローラ検査はこちらから☆

 

 

最新の情報です^^

スゴい研究結果がでてるので、共有させてください♪

 

なんと!

食物繊維がアレルギー反応の抑制に有効であることが分子レベルで実証。

(東京理科大学の西山教授)

 

食物繊維は善玉菌のエサになる、ということで腸内環境を健康にするためには大切な物質。

であることは今まで分かっていました。

 

今回分かったことは、

食物繊維がセルロース分解菌のエサになる

→短鎖脂肪酸(酪酸・酢酸・イソ吉草酸)とナイアシンを産生。

→アナフィラキシを改善

※ただ、頭痛薬に使われている非ステロイド性抗炎症薬はコレを阻害してしまうそう。

 

セルロース分解菌が産生する、短鎖脂肪酸やナイアシンがアレルギー反応を起こすIgAやIgEを抑制してくれるのだそう。

…これ、スゴイことですよね!

 

本当は細胞の受容体のお話など、詳しくご説明したいところですが…

そこまでは求められてないと思うので止めておきます(笑)

 

因みにセルロース分解菌は「ルミノコッカス」がそれにあたります。

ナイアシン(ビタミンB3)を産生する菌はバクテロイデス門の菌ちゃんたちに多くいるようです。

菌検査を受けた方があるかたは参考にしてみてください♪

 

結局のところ、

やはり腸内環境を整えて、良い菌たちを増やし、沢山の代謝産物を作ってもらうことが大切、ということですね!

 

善玉菌のエサである食物繊維はしっかり摂取したいですね♪

(もちろん、食物繊維だけではダメなのでバランス良く!) 

 

 

 

昨日のコールスロー。塩もみして、酢とえごま油と玉ねぎ麹を混ぜたもの。
繊維質×発酵♪

 

ただ!便秘の方は食物繊維(不溶性)の取りすぎは詰まってしまい、逆効果になるのでご注意ください。

 

 

おまけ

なんと…妊娠中にお腹で短鎖脂肪酸が作れてない方は、子供が肥満になる可能性があるようです。

お母さんの腸内環境が子孫の代謝プログラミング決定にまで影響を及ぼすことが明らかになっているとのこと。

(おそろしい…!!!)