今年もいよいよこの宣言をする季節です。
『予洗い始めました』
お洗濯のことです。
毎年GWのあとあたり、気温が25℃を超える日が続くと宣言しています。
予洗いとは? なんでしょうか。
お洗濯の際に洗剤不要な、水だけで落ちる汚れがあります。
水だけで落ちる、たっぷりの水で落とす汚れ。
それが『汗』です。
洗剤が必要な汚れ、泡の立つ洗剤がないと落ちない汚れ
それが『皮脂』です。
夏になると、汗、皮脂量が増えますよね。
冬の倍以上。
とくに運動などしなくても、就寝中でもたっぷり汗をかきます。
一晩で500ml、2カップ以上とも言われています。
起きて乾いてしまうと、汗をかいたことを忘れがちですが
水分は乾いても、汗に含まれる成分は衣類に残ります。
肌着だけでなく、パジャマやシーツにも残ります。
一晩で500mlなら、2日で1ℓ。
1週間では3.5ℓもの汚れを含むことになります。
冬の倍の汗、ということは、単純に冬の倍の汚れを含む洗濯物になります。
それなら当然、冬の倍量の水と洗剤がないと
キレイに洗いがあげることはできません。
だからこの季節に、お洗濯の見直しが必要なんです。
ナチュラルクリーニング派の方だけでなく
全ての洗濯をする方に、いえ服を着る人は全員
キレイに洗うための水量と洗剤量の検討が必要な季節です。
たっぷりの水量と、多めの洗剤。
とはいっても、水量には限界があります。
そこで最初に必要な工夫が、洗濯物を減らすこと。
一度に洗っていた量を半分にし、お洗濯を2回にわける。
これでたっぷりの水量で洗えます。
または汚れ自体を減らす、予洗いをする。
予洗いとは?
水で落ちる汚れを、水で流してから洗濯をする。
わかりやすく例えると
カレー皿を洗う前に、汚れをざっと水で流す。
これとまったく同じことです。
汗汚れを水で流してから洗濯すると
洗剤がしっかり皮脂汚れに効きます。
キレイに洗えるのです。
ドロドロの泥汚れなら、洗濯機にそのまま入れるのを躊躇すると思いますが
汗は目に見えないので、そのまま洗濯してしまうんですよね💦
でも目に見えない大量の汗が洗剤の邪魔をし
皮脂汚れを洗えなくなってしまうのが夏の洗濯。
そのまま室内干しすると、生乾きの嫌な臭いになります。
洗い残した皮脂に雑菌が繁殖してしまうからです。
夏は衣類、タオル、シーツやカバー類
全てを予洗いします。
洗濯機に洗濯物を入れて、洗濯機で予洗い。
その後、洗剤とお湯で、本洗いします。
詳しい予洗いの方法は明日!!
