矛盾している自分はキライ?でもそれが「あなたの魅力」かもしれない | 『なちゅらる』ゆるりの日々

『なちゅらる』ゆるりの日々

緑豊かな兵庫県三木市にある「なちゅらる整体院」で、
セラピスト・国際薬膳調理師として活動しています。

ここでは日々感じたこと、サロンのこと、体や心のこと、薬膳のことなど、ありのままの私を綴っていきます。

先日、友人に「月星座」というものを教えてもらった。

一般的な星座と言えば、雑誌の最後の方にある星座占いだよね。
あれは「太陽星座」と言って、生まれた時の太陽の位置で星座が決まるんだって。
「月星座」は、生まれた時の月の位置で星座が決まり、本来の自分を表すらしい。

『これからの時代は、月星座を意識した生き方をするといいんだよ』と友人は言っていた。



さっそく、自分の月星座をネットで調べてみたら
私の太陽星座は「おとめ座」
月星座は「しし座」だった。

そのwebサイトには、2つの星座のバランスも書いてあって
それが自分にぴったり当てはまる感じがして、すごく興味深かった。


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表面的には、おとめ座の控えめで自己主張を好まない傾向が表れます。
でも内面には、自分が主役でいたいというしし座の激しさが眠っています。
時にこの2つの矛盾する欲求に引き裂かれ、混乱してしまうでしょう。

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わかるー!!
私、基本的には人前に立ったり目立つのが苦手。
自分に注目が集まると緊張して、手も足も声も震えてしまう。

でも、注目されると嬉しいと思っている矛盾した自分もいて
だから講師という、人前で喋る仕事もできているのかもしれない。

矛盾って言い換えると、多様性、多面性ってことだと思う。
誰しも自分の中に、色々なキャラクターがいるんじゃないかな。



そんなことを考えていたら
薬膳や漢方を学んだ時にも、同じように多様性や多面性を感じたことを思い出した。

中医学には「陰陽」という考え方があるの。
これはバランスを表すものさしとしても利用される。

例えると、天秤みたいなイメージで
陰と陽のペアで、物事のバランスを考えていく。


つまり、陰陽の両方があって初めてバランスが生まれ
そして、お互いに影響を与え合いながらバランスを保っているということ。


現代では、陰は「マイナス」、陽は「プラス」に例えられたりする。
実際、物事にはプラスの面とマイナスの面が存在する。
もちろん、プラス面とマイナス面は視点によって入れ替わることもあるんだけど。

でも、その2つが存在するから、バランスがとれているんだと思う。

そう思うと、自分の中にも矛盾した2つの面があっていいし。
それでうまくバランスが取れるといいよね。



矛盾って考えると、すごくネガティブなことのように思えるけど
意外性やギャップだと思えば、すごく魅力的だ。

人を惹き付ける魅力のある人は
だいたい意外性やギャップを持ち合わせている(持論だけど)

そういうものが、人間や人生に深みを与えるのかもしれない。
そう思ったら、自分にも他人にも寛容になれる気がした。

控えめな自分も、目立ちたい自分も、両方いていい。
そう思って生きていけば、これからの人生をもっと自分らしく過ごしていけそうです。