こんばんは
*natural-chika*です
明日5月5日は二十四節気で
「立夏」となります
前回二十四節気についてお話しましたので、
今回はそれを踏まえてそれぞれの季節と
五行の関係について書きたいと思います
五行の強弱は
「旺(おう)・相(そう)・休(きゅう)・
囚(しゅう)・死(し)」の五段階で表します
旺が最も強く、死が最も弱い五行です。
春は草木が芽を出し、
ぐんぐんと勢いを強めて行く時期です。
それが寅月(2月)と卯月(3月)です
木の五行が最も強くなり、
五段階で表すと「旺」、
火の力は季節の五行(木)が生み出すので
少し強くて「相」、
水の力は木へ洩らしますので少々弱く「休」、
金の力は木を剋しますから消耗してしまい
「囚」、土の力は木に剋されてしまうので
「死」になると理解しておいて下さい
さて5月は巳月に入りますが、
春に勢いを強めた木のエネルギーが
だんだん弱まっていき、
じわじわと火の気が上がって来ます
季節の五行では夏の火になります。
午月(6月)になると梅雨に入り、
昼が一番長くなる夏至を迎えます。
巳月、午月は火の五行が最も強い時です
従って、火の力が「旺」、土の力は
季節の五行(火)が生み出すので少し強くて
「相」、木は火に洩らして行くので
少し弱くなり「休」、水は火を剋すために
消耗して「囚」、金は火に剋されて
「死」になります。
8月は申月です
立秋に入って秋の始まりとなりますが、
まだまだ暑い時期です
少しずつ草木が紅葉し出す準備を始め、
酉月(9月)に入ると朝夕の風が変わり
はっきりとした秋の気を感じるように
なります
申月、酉月は金の五行が最も強い時です
従って、金の力が「旺」、
水の力は金が生み出すので
少し強くて「相」、
土は金に洩らしますので少し弱くて「休」、
火は金を剋しますからエネルギーを消耗して
「囚」、木は金に剋されて「死」になります。
11月は亥月で、立冬に入ります
ここから冬が始まり、子月(12月)の
冬至には一年の中で最も夜が長くなります
亥月、子月は水の五行の時で、
水の力が最も強い「旺」、木の力は
水に生じられるので「相」、
金は水に洩らすため力が弱まり「休」、
土は水を剋してエネルギーを消耗し「囚」、
火の力は水に剋されて衰退し「死」
になります
さて、これまで春夏秋冬の五行の関係を
見てきましたが、4月(辰月)、7月(未月)、
10月(戌月)、1月(丑月)が
ないではないかとお思いの事かと
思いますのでご説明しますね
みなさん土用と言う言葉を聞いた事が
あるかと思いますが、
土用とは、立夏、立秋、立冬、立春の
直前約18日間ずつの事を言います
辰月、未月、戌月、丑月は
それぞれの季節の変わり目であり、
土の気が盛んになる時期です
従って辰月、未月、戌月、丑月は
土の力が最も強い「旺」、
金は土により生じられるため少し強くて
「相」、火は土に洩らしますから
少し弱く「休」、木は土を剋すために
消耗して「囚」、
水は土に剋されて「死」となります。
以上の事から、五行のエネルギーは
季節によって変化する事がわかります
四柱推命では、このエネルギーの変化や
自然のリズムを知っておく事が
非常に大切なのです
今日も長文を読んで頂き
ありがとうございました