Sawaです。
油脂の話をすると
どうしても漢字やカタカナが多くて(笑)
だから余計に難しく感じてしまう。。
でも
少しでも理解できると、とても楽しいし
油脂とカラダは切っても切れないので
わかりやすくお伝えできるよう頑張ります
さて
今日は飽和脂肪酸の分類について。
飽和脂肪酸はみんな手をつないでいるので
酸化しにくいよーとは昨日のお話し
3元素、なかよし飽和脂肪酸の分類方法は
「鎖長」です。
鎖の長さね
早速、脂質の構成を見てみましょう。
鎖のようにみえるでしょ?
この鎖の長さが
短い(短鎖脂肪酸)→炭素数 6以下
中くらい(中鎖脂肪酸)→炭素数 8~10
長い(長鎖脂肪酸)→炭素数 12以上
に分類されます
※炭素数12のラウリン酸は中鎖に入る説もありますが、、いろいろ調べると、長鎖よりかな~
確認ですが
鎖長による分類があるのは
主に飽和脂肪酸の場合。
不飽和脂肪酸は全て長鎖脂肪酸だよ
下図の飽和脂肪酸の【代表的な脂肪酸】にご注目!
【代表的な脂肪酸】
中鎖脂肪酸
カプリル酸(C8) ※C8とは炭素が8個
カプリン酸(C10)
長鎖脂肪酸
ラウリン酸(C12)
ミリスチン酸(C14)
パルミチン酸(C16)
ステアリン酸(C18)
どれも噛んでしまいそうな名前(笑)
炭素は2個づつ増えていますね。
ここで覚えておきたいことは
鎖長が短いほど
・溶けやすい
・抗菌力が高い
・消化・吸収・代謝が早く
すぐエネルギーになる
つまり
長鎖脂肪酸より
炭素数が少ない中鎖・短鎖脂肪酸のほうが
カラダには優しいってことね
たとえば・・・
まだまだブームになっている
「ココナッツオイル」
明日は
ココナッツオイルの脂肪酸組成を見てみましょう
つづく
最後まで読んでいただきありがとうございました。