一つ前に「ニノちゃんHPB&〇〇と(治安悪い)二宮と Ver.3」がございます。
無事FC入会&デジにのゲットできました。
トークの破壊力、、、見るたびドキドキで嬉しさに泣きそうになります(〃ω〃)
ニノちゃんハピバに素敵な贈り物いただきましたね♡
大宮さんの恋物語です。
毎日20時更新予定です。
ではでは・・・どぞ・・・。
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Side.N
櫻井さんのピアノのあと。
2人がそれぞれトロッコに乗り外周を周り始めた。
メインステージから左右に分かれて動き出すトロッコ。
おーのさんや櫻井さんが手を振ると。
歓声と共にスタンド席のウチワやペンライトが細かく揺れる。
ファンの人も嬉しいだろうけど。
トロッコの上の二人も・・・とても嬉しそうに笑っている。
全体的に大きく手を振る櫻井さん。
一つ一つ・・・ウチワの要求に高速で答えるおーのさん。
釣ったりハート作ったり指さししたりピースしたり・・・忙しそうなんだけど。
こんな時の動きも滑らかで。
ぁ・・・今。
なんか・・・変なことした・・・///。
自分でもおかしかったのか・・・目を細めて笑ってる。
・・・。
・・・。
いい顔///。
見に来てよかった。
あのおーのさんの笑顔を見れただけでも。
今日来た価値があるような気がする。
そして。
もうすぐ・・・自分のところへ来る。
トロッコのスピード少しゆっくりになった?ってくらい・・・到着までに時間がかかる///。
って言うか・・・うん。
僕は関係者なんだから。
どれだけドキドキしても・・・ファンサがもらえる訳じゃない。
スタンド席で待つファンの人へ。
ファンサをすべきなんだから。
そんなことは・・・よくわかっている・・・けど。
僕はおーのさんを見つめ・・・その到着を心待ちにしている。
後ろの後輩君たちがうるさい///。
ドキドキする気持ち。
ファンの人たちの気持ちがよくわかる。
・・・と。
トロッコでやってきたおーのさん。
スタンド席へと手を振っている。
大きなトロッコ。
人力で動くのは・・・僕たちの時と同じだ。
動かしているスタッフさんに・・・拍手を送り。
そして・・・上を見上げた。
下から見上げるおーのさん。
遠くを見て・・・やはりファンサに一つ一つ答えていて忙しそう///。
汗がきらきら光っている。
声が・・・生声が一瞬聞こえるくらいの近い距離に全身が震える。
そして。
あれほど来るのが遅かったトロッコなのに。
眼の前に来たら・・・一瞬で通り過ぎていく不思議///。
あっと言う間だな・・・と思って見上げていたら。
少し通り過ぎてから・・・おーのさんが。
一瞬。
ホントに・・・一瞬。
僕を・・・見て。
それも・・・探すそぶりもなく・・・まるで僕がどこにいたかわかっていたかのように。
すっと視線を僕に合わせ。
僕をきゅっと指さした。
それは本当に一瞬で。
ファンの人も気づかないくらいの一瞬。
後ろの後輩君も・・・気づいたのは多分数人///。
でも中には。
自分が指さされたと思った子もいて・・・///。
今俺!指さされた///!!!指!!!
ちげぇーよ///お前じゃなくてニノさんだよ!さされたの!
なんて・・・言いあってる声が聞こえた。
そう。
違うよ。
君じゃない。
悪いけど。
今さされたのは僕だから・・・///。
つづく