僕らの日々 49 | ナツコのブログ

ナツコのブログ

にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

 

大宮さんの恋物語です。

 

毎日20時更新予定です。

 

ではでは・・・どぞ・・・。

 

 

*************************

 



Side.N


家に帰るとすぐに。

おーのさんをソファに座らせる。

そして・・・ズボンをまくると・・・さっき痛いと言っていた膝を見た。

案の定・・・青アザ。



「もぅ~・・・なにこれ///。」

「うわっ・・・アザになってる。」

「痛い?」

「・・・ちょっと///。」

「も~ツアー中でしょ?ダメじゃん怪我しちゃ。」

「・・・そっか・・・。」

「シップシップ・・・。」



言いながら。

ソファから立ち上がると・・・ウォークインクローゼットの中を探す。

確かこの中で見た記憶が・・・。

・・・。

・・・。

あった。

シップを手に・・・戻ると。

おーのさんが。

さっきとまったく同じかっこうで。

まくったズボンを抑えながら・・・僕を見ていた。

なんか・・・その感じが。

子どもみたいで。

だってすごく待ってるから。

余計におかしくて・・・笑った。


















「///これ貼って。一晩様子見て。」

「・・・ぅん。」

「明日ももし痛かったら撮影前に医者よ?」

「え・・・医者・・・?」

「もし痛かったら行くの。筋とか痛めてたら大変でしょ?」

「・・・ん。」

「もぅ・・・。」



言いながら・・・シップを貼る。

おーのさんは。

僕が貼りやすいように・・・足をあげたりして協力してくれる。

って言うか・・・ね。

両手がふさがってる訳じゃないから。

足のシップなんて自分で貼れるはずなんだけど。

僕に貼ってもらうことに・・・何の躊躇もないのが。

なんか・・・おかしくてちょっと笑った。


















「次どこ?ツアー。」

「福岡。今週末。」

「それでラスト?」

「いや。ラストは大阪。再来週。」

「ぁ・・・見て。櫻井さん出てる。」

「・・・お・・・翔君。がんばってるね。」



つけたテレビで・・・櫻井さんがニュースを読んでいる。

ホント・・・この人はすごい。

多分事務所初だったと思う。

ニュースキャスターは。

畑の違うところへ切り込んでいくのは大変だと思う。

櫻井さんもまた・・・尊敬できる先輩の一人だった。

まくったズボンをそのままに。

テレビの中の櫻井さんに夢中のおーのさん。

僕は・・・ズボンのまくりを下げると。

キッチンへ立った。
















飲むためのつまみ。

確か・・・サラミがまだあったはずで。

だからそれを切って・・・あとはチーズ。

準備をしていると。

・・・。

・・・。

おーのさんが。

足をひきずりながらやってきた。



「なんで///。」

「・・・え?」

「さっきは足ひきずってなかったじゃん///なんで急にけが人になるのよ///。」

「違うって///シップでひきつれるんだよ///。」

「じゃあ動かなくていいってば。つまみでしょ?持っていくから///。」

「・・・いやでも・・・。」

「いいって。座って待っててよ。」

「・・・ん・・・///。」



また。

足をひきずりながら・・・ソファへ戻るおーのさん。

ホントこの人は・・・///。

なんか面白い人。




















一緒に暮らし始めて。

おーのさんのこと・・・たくさん知るようになった。

知れば知るほど・・・個性豊かな人で。

面白い・・・と言えばそれまでなんだけど。

なんだろう・・・深く考えるところとどうでもいいやってなるところが。

似てたり似てなかったり・・・で。

共感する部分と。

へぇ・・・って驚く部分とあって。

でもそのどっちも・・・許容できる感じが。

僕にとっては新鮮だった。

だって意見が違うのに。

受け入れられるのよ?

そんなの・・・僕的にはあり得ない話で。

だから。

おーのさんは僕にとって特別な存在なんだな・・・と。

そんなところで気づいたりしていた。


















おーのさんは。

テレビを見つつ・・・僕のことが気になるようで。

ちらちら・・こっちを見るから。

もうおかしくて///とにかく早くつまみを作ってビールも持って行かなくちゃ・・・と。

そんな気になる。

僕とおーのさんの。

2人暮らしはこんな感じ。

撮影も含め・・・すべてにおいて順調だった。


 

 

 

つづく