僕らの日々 40 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

 

大宮さんの恋物語です。

 

毎日20時更新予定です。

 

ではでは・・・どぞ・・・。

 

 

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Side.N



「あのね?今日から一緒に暮らすでしょ?ここで。」

「・・・ぅん・・・。」

「まずは。よろしくお願いします。」

「ぁ・・・こちら・・・こそ・・・///。」

「あのさ。おーのさん。監督がね。ここを用意してくれた意味って。」

「・・・。」

「わかってるでしょ?」

「・・・わかって・・・る・・・。」

「だから。今日から僕たちは恋人同士・・・ってことでいいよね?」

「・・・ぅ・・ん///。」



探るようにのぞき込み。

でも・・・大事なことは・・・まるで当然のことのようにサラリと言った。

ちょっとぎこちない同意だったけど・・・うんと言ってもらえたから。

本題に入る。


















「でね。僕・・・ちょっとやりたいことができたの。」

「・・やりたいこと・・・?」

「そう。あのね・・・さっきの告白シーン。よかったと思わない?」

「・・・///ああ・・・うん。」

「でしょ?でね。リアルとごっちゃになったって言ってたでしょ?」

「・・・ぅん///。」

「ごっちゃになったついでにね。おもしろいこと・・・したいのよ。」

「おもしろいこと・・・?」

「ぅん。あのね。どうせなら・・・とことんやってみない?」

「・・・なに・・・を・・・?」



若干・・・警戒して。

僕を不安そうに見つめるおーのさん。

眉根が・・・寄り過ぎていて。

ちょっと顔つきが変わっちゃってる。


















「あのね。監督とかスタッフさんとか・・・ちょっとだましてみない?」

「・・・だますって・・・どういう風に?」

「監督さんがここを借りてくれたのってさ。映画撮影にあたって・・・二人で違和感なく恋人同士の役をやれるように。」

「・・・。」

「仲良くなってねって意味でしょ?」

「・・・ぅん。」

「だからぁ。僕たちはその上をいくの。」

「・・・上・・・。」

「そ。」

「・・・つまり・・・どういうこと?」

「つまりね。監督とかスタッフさんとかにね。『あの二人ガチでつきあってない?』って思わせたいの。」

「・・・え。」

「ね?面白そうでしょ?」

「・・・。」



そう。

僕は・・・どうせやるならとことんやりたいし。

こういう・・・特殊な撮影だからこそ。

一個乗っけて楽しみたい。

さらには。

他の人とじゃこういうこと難しいけど。

おーのさんとなら。

これができる気がするし。

だってさっきの告白。

ホント・・・リアルでドキッとしたから。


















「ダメ?」

「いや・・・///ダメ・・・じゃない・・・けど。」

「ぃやった♪じゃあいいね?」

「///いやいいけど・・・。」

「けど?」

「・・・具体的に。どうしたらいいとか・・・。」

「・・・。」

「///ちょっとよくわからない・・・。」

「簡単よ。」

「・・・?」

「僕をね。本当の恋人みたく思ってくれればいいの。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・ぇ。」

「・・・だからぁ。撮影終わってカメラ回ってなくても。恋人同士みたくふるまうのよ。」

「・・・。」

「この部屋でも。」

「・・・。」

「二人だけの時も。」

「・・・。」

「離れてても。別々の仕事してても。」

「・・・。」

「この期間。あなたの恋人は僕。」

「・・・。」

「・・・どう?」

「・・・。」



めっちゃ複雑な顔してるおーのさん。

鼻がひくひくしてて。

眉根は寄って困ってる風なのに。

驚いているのか。

開いた口元は・・・力なく緩んでいる。

まばたきもせずに・・・僕をじっと。

まるで未知の生物を見るように見つめ。

若干・・・なんか。

額に汗がにじんでる。

賛成なのか反対なのか。

困ってるのか喜んでるのか。

全然気持ちが読み取れないんですけど・・・///。




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つづく