大宮さんの恋物語です。
プロローグがございますのでこちらからどぞです///。
↓
Pretender~プロローグ1 | ナツコのブログ (ameblo.jp)
楽しんでいただけたら嬉しいです♡
毎日20時の更新です。
ではでは・・・どぞ///♡
**************************************
Side.O
帰る方向が逆だったから。
店を出たら・・・別れた。
普通に・・・ごちそうさま・・・と言われ。
じゃあまたね・・・と言われる。
去って行く後ろ姿を見送る。
あの時とは違って・・・しっかりとした足取りなことに安堵して。
角を曲がるまで見送ると。
俺は・・・歩き始めた。
一度も・・・振り向かない彼。
俺が後ろ姿を見送っているなんて・・・カケラも思ってないんだろう。
歩きながら深くため息を吐く。
食い下がって・・・責任をとることを了承させ。
彼の運命の人を探すということで落ち着いたけど。
ノープランじゃん・・・と言われたとおり。
俺はノープランだった。
具体的に何も考えていなくて。
ただ責任をとることを彼に納得させようとしていて。
何がしたいのか・・・自分でもよくわからなくなったけど。
まずは・・・一歩前進。
って言うか・・・この件のゴールは。
彼に運命の人を見つけるってことで・・・いいんだよな・・・?
そのために何をしたらいいか。
話の流れで。
女性にまったく興味がないことは聞いた。
ってことは。
探す相手は男性。
・・・。
・・・。
そう言えば・・・確か。
潤の友達が。
そういう人たちが集まるバーで働いている・・・と言っていたことを思い出す。
俺は。
LINEをしようとして・・・やめて。
電話をした。
数コールで出る潤。
なにごと?とちょっと驚く様子の潤に。
そのバーのことを聞いた。
隠さずそのまま・・・同性愛者の相手を探している人がいる・・・と伝え。
そういうところに行きたいと思ってる・・・と言い。
バーで働いている友達と連絡を取ってもらうことになった。
『ぁ・・・でもあいつ。』
「・・・ん?」
『そのバーで働いているヤツ。海外旅行中だから・・・今。』
「・・・ああ・・・急いでないから。大丈夫。」
『ふ~ん・・・ねぇ。まさかさ。』
「なに?」
『その・・・同性愛者の相手を探してる人ってさ。』
「・・・ぅん。」
『あの子・・・先輩の幼馴染の子のことじゃないよね。』
「・・・っ///。」
驚きすぎてスマホを落としそうになる。
なんで。
どうしてわかるんだ・・・///。
潤はホント・・・いつもそう。
勘がするどい。
あの子だよ・・・と言う?
でも。
そうすると・・・なんであの子の相手を探してあげてるの?ってことになって。
そうなったら・・・あの夜のことを。
俺とあの子の一夜のことを・・・話さないといけなくなる。
でも・・・それは。
さすがに・・・話したくない。
いや・・・とりあえず。
あの子だ・・・ということは。
ウソつかずに言った方が・・・いいのか・・・?
いやもうきっと。
ばれてる。
つづく