大宮さんのBL物語です。
苦手な方はご注意を。
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「ちょっとびびってたでしょ。」
「・・・え///。」
「顔・・・すごいこわばってたもん。」
「・・・そう///?」
「うん。でもかっこよかったよ。」
「・・・///。」
「『泣かせません。絶対に。』だって///。」
「ちょ///恥ずかしいから///。」
「フフ///。」
嬉しかったみたいで。
もう。
何度もこの話をする和君。
翔ちゃんとまーくんにOKをもらい。
今・・・こうして俺の家に二人でいる。
一緒に住みたいって・・・和君が言ってくれたけど。
まだ早い・・・の翔ちゃんの一言であきらめて。
でも・・・じゃあいつならいいの?と食い下がっていた和君。
結局明確な答えはもらえなかったけど・・・でも。
今まで通りこうして泊まることは許されている。
「大野さん。」
「・・・。」
すっと。
自然に・・・キスをしてくれる和君。
絡む舌。
くいっと・・・そのまま。
首に腕を回され・・・引き寄せられる。
積極的な和君に。
されるがままの俺。
求められている感じ・・・が。
悪くない・・・。
って言うか・・・いい。
「大野さんはね。」
「・・・ん?」
唇を触れさせたまま。
甘えた声で・・・歌うように話す和君。
「俺を強くさせるの。」
「・・・。」
「一緒にいるとね・・・。」
「・・・。」
「何でもできる気がするの。」
「・・・。」
「フフ・・・意味わかる?」
「・・・。」
まるで・・・照れ隠しのように強気で言う和君。
もうほとんど。
俺に寄りかかっていて。
かかる重みが・・・愛おしくてたまらない。
「わかるよ。」
「・・・わかる?」
「わかる。だって・・・。」
「・・・?」
「俺も同じだから。」
「・・・。」
「和君は・・・俺を強くさせる。」
「フフ・・・じゃあもう二人で無敵だね。」
「・・・ん。」
無敵。
久しぶりに聞いたような気がする。
無敵・・・なんて言葉///。
「ねぇ和君・・・それにしても・・・。」
「・・・?」
「翔ちゃんって・・・あんな感じなんだね。」
「・・・あんな感じって・・・?」
「まじめな優等生だと思ってたけど・・・。」
「・・・。」
「ぶっ殺すなんて言いそうにないからさ。」
「・・・翔ちゃんはねぇ・・・今でこそあんな穏やかそうに見えるけど・・・。」
「・・・。」
「昔かなりヤンチャだったからね。」
「・・・そうなんだ・・・。」
「怒りの沸点が低いの。」
「・・・。」
「けっこうケンカっぱやくて・・・。」
「・・・。」
「あ・・・でも兄弟には優しいよ。激甘よ。」
「・・・そんな感じ。」
「うちはみんなそう。」
「・・・だね。いやでも・・・ほらまーくんが電話とかしてきてたから・・・。」
「・・・?」
「いろいろ言うのはまーくんだと思ってたけど・・・。」
「・・・。」
「手ごわいのは翔ちゃんだったんだね。」
「フフ・・・そう・・・でも・・・ぁ・・・電話だ。」
「・・・?」
見ると。
ディスプレイには・・・「汗かき」の文字。
あれから。
約束させられたこと。
電話には絶対に出るように・・・ってこと。
二人の時間を・・・こうして遮られることも多いかもしれないけど・・・でも。
そのうち。
きっとわかってもらえると思っている。
時間はかかるかもしれないけど。
二人のお兄ちゃんよりも。
俺が和君を守ることができたら。
愛することができたら。
いつかきっと。
本当の意味で認めてもらえると思ってる。
だから・・・
.
つづく
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毎日20時に更新です。
楽しんでいただけたら・・・。
ではでは。
来てくださってありがとうございました。