お話書かせていただきました///。
大宮さんのBLです。
苦手な方はご注意を。
こちらは続々編です。
本編はこちら→「三ツ矢サイダー①」
続編はこちら→「三ツ矢サイダー~馴れ初め編~」
では・・・どぞ♪
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Side.O
到着した俺の部屋で。
着替えをしている和。
着替えを見ないで・・・と言われた俺は。
渋々・・・和に背を向け。
散らかっていた段ボールを蹴り飛ばしながら片付けていた。
「ねぇ智・・・これホントにお母さんが僕にって・・・?」
「そうだよ。俺の着古しのパジャマじゃかわいそうだって・・・。」
「・・・ぅん・・・。」
「お前にパジャマ買ってきたから・・・とりあえず一回着てみろってさ。」
「それは・・・すごくありがたいんだけど・・・ホントに僕に?」
「なんかおかしいのか?」
「・・・だってこれ・・・レディースじゃない///?」
「・・・え・・・。」
見て・・・と言わんばかりの和の声に。
俺は・・・すぐに振り向き和を見た。
瞬間。
息を呑む。
薄いピンクのシルク素材のパジャマ。
上は襟付きでしっかりガードされているのに。
下は・・・膝上それ・・・何センチだ?ってくらいのけしからん短さ。
いや確かにこれは。
レディースだろ・・・母ちゃん。
っていうか・・・それ。
何抱えてんだよ。
「それ何。抱えてんの。」
「え・・・これ?あ・・・さっき二階に上がるときお母さんに渡された紙袋に入ってた。」
「さっき?」
「ぅん・・・枕だって。」
「・・・。」
・・・。
・・・。
母ちゃん。
そりゃぁ・・・確かに和はかわいいけど・・・。
「これ・・・短くない///?」
「・・・。」
「肌触りはいいけど・・・。」
「・・・。」
「なんかスースーする///。」
「・・・。」
ズボンのすそを・・・引っ張る和。
短くて恥ずかしいみたいだ。
・・・でも。
ピンクの淡い色が白い肌の和によく似合う。
角度で光る光沢も手触りの良さを思わせて・・・。
うん。
あながち母ちゃんのセンスも・・・間違っていないように感じる。
窓から差し込む日の光がたたずむ和で反射し・・・まぶしさに目を細める。
すいっと・・・手を伸ばし。
するり・・・とその肩に触れ・・・そのまま腕へと手を滑らせる。
なめらかなシルクの肌触りが・・・境なく和の肌へと続き。
そのまま。
俺の好きな・・・かわいい手へとつながる。
その手をくいっと引き抱き寄せながら。
腕の中でくるん・・・と和の方向を変え。
後ろから抱きしめる。
つるつる滑るその腰を腕でぎゅっと抱き。
つややかな首元に・・・顔をうずめ。
鼻の頭で首筋をすいすいっとなぞると。
ん///っと和が息をつめ肩をひそめた。
和の・・・弾力のあるスベスベの足へと手を滑らせ。
その裾から中へと入りこむ。
「ちょ///んも///ぅ・・・着替えるから・・・。」
足をすり合わせ・・・俺の手から逃れようと身もだえる和。
俺が腰を抱き込んだせいで・・・前屈みになる・・・から。
だから。
つるり・・・とその柔らかい体が俺の下半身に押し付けられ。
俺の・・・を刺激する。
シ たい
突然・・・スイッチが入る俺。
後ろからぐいっと和を押し。
ぁっ・・・と短い悲鳴をあげた和を。
そのまま・・・ベッドに押し倒した・・・瞬間。
「智ぃ!和君!コーヒー淹れたから下おりてきなさぁいっ!」
母ちゃんのバカでかい声が聞こえた。
動きが止まった俺。
和は・・・俺の下で。
布団に埋もれたまま横向きで。
クク・・・と首をすくめ・・・めっちゃかわいく笑っている。
タイミングと・・・母ちゃんのでかい声がツボだったみたいで。
体を揺らしながら・・・クックックッ・・・っとしばらく笑っていたけど。
はぁ・・・と大きく息を吐くと。
くるり・・・と仰向けに向きを変え。
俺を見上げて言った。
「行こ。」
「・・・。」
「ね・・・続きはまた今度・・・ね///。」
「・・・。」
布団に広がる和の黒髪。
上から見下ろす感じが。
いつものア レの時みたいで。
俺は・・・布団についていた手を肘で折り。
そのまま和に乗りかかった。
ぐぐっと・・・全体重をかける。
行きたくない・・・という意思を。
体で表現してみる。
「おもっ///。」
「・・・。」
「ね・・・ぇ・・・。」
「・・・。」
「お母さん呼んでるから///。」
「・・・。」
「・・・ね。」
とんとん・・・と背を叩かれ。
俺はしかたなく・・・起きあがった。
ちゅ・・・っと・・・触れるだけのキスをすると。
立ちあがり。
若干不本意だったけど・・・和を引き起こし階下へと向かった。
つづく
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