こちらは大宮さんBL物語です。
苦手な方はご注意を///。
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
翌日。
夕方から天気が崩れ。
雨こそ降らなかったけど・・・重い雲天に。
撮影がかなり早めに終了した。
あまりない機会だから。
今日はスタッフキャスト全員で一緒に夕食を食べようと。
ブッフェに全人数で予約をいれたら。
かなり遅い時間を提案されたと言う。
まあ・・・当たり前だ///。
フロアの半分を・・・ついたてを借りて貸し切りっぽくしてくれるというから。
その遅めの時間で予約をいれたらしい。
予約の時間まではかなり時間があったから。
みんな思い思いに過ごす。
とは言え・・・俺は。
一番下っ端でまだ全然使い物にならないから。
みんなと同じように自由にするのも・・・そんな立場でもないし。
だから・・・自ら率先して。
俺は亀さんの部屋で機材の手入れを始めた。
やはり海沿いだからか。
細かい砂が・・・機材の隙間に入りこんでいる。
湿り気を帯びた空気のせいで・・・払ってもなかなか落ちない。
丁寧に分解し刷毛で砂を払う。
それを・・・メインの機材全部やると。
けっこうな時間になる。
「なぁ大野。」
「・・・はい。」
「変換プラグ・・・予備の持ってないか?」
「あ・・・いえ・・・。」
「そうだよな・・・持ってないよな。」
この国は。
電圧は日本製でも問題ないんだけど。
プラグの形が違っていて。
だから・・・間に挟む差し込みソケット・・・つまり変換プラグが必要になってくる。
各部屋に1つずつ用意してくれているんだけど。
機材が多すぎて・・・それだけでは全然賄えていなくて。
機材一つずつフル充電していくのは・・・かなりの手間だった。
「レセプションでさ・・・ちょっと借りてきてくれよ。」
「・・・あ・・・わかりました。」
俺は。
部屋を出て・・・暗い中をレセプションへと向かった。
まだ3日目だけど・・・もうすでに何度もリゾート内を駆けまわっていたから。
道にはかなり慣れて。
迷うことなくレセプションへと行くことができた。
レセプションには・・・あの・・・日本人スタッフの二宮さんはいなくて。
日本語の話せない現地ホテルマンしかいなかったんだけど。
持って行った変換プラグを見せる事で・・・理解してもらえて。
あるだけ借りることができた。
その5個をもって・・・部屋へと帰る道すがら。
あの子の事を思う。
・・・。
・・・。
和。
どこかに・・・この敷地内のどこかにいるんだと思うけど。
今日は会えていない。
レセプションに行きながら・・・もしかしたらと思ったけど和はいなくて。
って言うか・・・ホテルスタッフじゃないんだからいないだろう。
いやでもいるかも・・・と思い行ったけどいなくて。
じゃあどこだ?・・・と。
そう思いながら。
あの子が・・・初日に行った「夜」と言う言葉を思い出し。
そこから連想するBarに。
ダメ元で行ってみよう・・・とそう思い。
帰り道・・・寄り道してそちらへと向かった。
Barは二か所。
昨日行った売店横の・・・室内のBarを覗き込むけどあの子はいなくて。
そこから少し海の方へと向かうとプールがあり。
そのプールサイドにもBarがあった。
うっすらと明かりの灯るBar。
間接的な照明が・・・まるでそのBarがプールに浮かんでいるかのように映す。
数人の客がスツールに座り飲んでいるのがわかり。
そこに。
・・・。
・・・。
和を・・・見つけた。
「夜」がどうとか言っていたから。
バーテンダーでもやっているのかと思ったけど。
カウンターの外にいるから。
そうではないらしい。
誰かと・・・話をしている。
話をしているのは。
・・・。
・・・。
あれは。
・・・。
・・・。
エム。
.
つづく
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
ご訪問ありがとうございます。
毎日8時20時の更新です。
楽しんでいただけたら嬉しいです♪
.
.

