Stand by you every moment~30-1 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
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大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

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Side.O

 

 

 

 

「イヤ待って・・・俺が切る。」

 

「ヤ・・・俺が切る。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

 

 

翔君ともう。

 

どれくらい言い合ってるのか。

 

CTに運ばれた和は・・・出血もひどく。

 

骨折と血腫もあり。

 

すぐにオペが必要となった。

 

執刀医に名乗りを上げる翔君。

 

俺では心配だと言う。

 

確かに。

 

普通医者は家族のオペはしない。

 

手元が狂う可能性があるからだ。

 

わかってる。

 

それもよくわかる。

 

でも・・・俺は。

 

和を助けたい。

 

今ならなんだってできるんだ。

 

だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「智君・・・無理だよ。」

 

「・・・翔君・・・。」

 

「俺じゃ・・・頼りない?」

 

「そう言う訳じゃ・・・」

 

「とにかく俺に任せて。雅紀・・・準備して。」

 

「うん。わかった。大野先生・・・翔ちゃんに頼んだ方がいいよ。」

 

「・・・でも・・・。」

 

「翔ちゃん冷酷だから・・・全然大丈夫だし。」

 

「クールって言えよ。松本先生入れる?」

 

「・・・俺・・・。」

 

「・・・?」

 

「すいません俺・・・ちょっと・・・無理。」

 

「・・・。」

 

 

 

俺と翔君・・・相葉先生の動きが止まる。

 

多分・・・この中では一番冷静だと思われていた松本先生から。

 

「無理」って言葉がでるなんて。

 

 

 

 

「俺・・・ちょっと無理です。すいません。」

 

「・・・。」

 

「ニノのオペとか・・・。」

 

「・・・。」

 

「冷静になれる自信が・・・ないです。」

 

「・・・。」

 

 

 

松本先生も。

 

仲がよかったから・・・和と。

 

その繊細さを・・・改めて知り。

 

和への思いを・・・知った様な気がして。

 

こんな状況だけど。

 

胸が熱くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかった・・・じゃあ・・・。」

 

「俺が和を助けたいんだよ。翔君。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「二人とも・・・時間がないよ。」

 

 

 

相葉先生の声に。

 

翔君が・・・大きくため息をついて。

 

そして・・・言った。

 

 

 

「わかった・・・でもサブでついて。執刀医は俺がやる。」

 

「・・・わかった・・・。」

 

 

 

互いの落としどころが決まり。

 

やっと折り合いがつく。

 

その声を聞いて・・・相葉先生はオペ室へと走って行った。

 

俺達も・・・向かう。

 

 

 

「翔君。」

 

「・・・ん・・・。」

 

「和を・・・頼む。」

 

「任せて。助けられる自信しかないから。」

 

「俺も。」

 

「心強いねぇ。頼もしいよ。」

 

「和は助ける。必ず。」

 

「・・・ん。」

 

 

 

俺と翔君は。

 

オペ室へと・・・向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊急オペは。

 

数時間に及び。

 

思ったよりも激しい損傷に。

 

開けてみて・・・一瞬ひるんだ俺と翔君。

 

でも。

 

そう。

 

互いに助けられる自信しかなかったから。

 

成功を信じて・・・オペに臨んだ。

 

オペナースはベテランの山本さん。

 

全力を尽くします・・・と。

 

そう言ってくれた。

 

執刀医の翔君の元。

 

結束する。

 

 


「鉗子。」

 

「はい。」

 

「俺も鉗子。」

 

「はい。」

 

「ここ先に縫ってくから。」

 

「ん。フォローする。」

 

「ちょっと強めで。」

 

「わかった。」

 

「血圧安定しています。」

 

「雅紀・・・3分たったら教えて。」

 

「リョーカイ。」

 

 

 

大変なオペのはずなのに。

 

淡々と進む。

 

静かだけど。

 

みんなが集中していた。

 

途中・・・脳外科の先生が一人・・・様子を見に入ってきたけど。

 

結局はそれっきりで・・・和のオペは俺と翔君の二人でこなした。

 

 

 

 

 

 

 

.

 

 

 

つづく