【夏嵐】~大宮~5 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

 

 

大宮さんのBLのお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*

 


「ねぇ・・・大野さん。」

 

「・・・ん?」

 

「僕の事・・・。」

 

「・・・。」

 

「くどいてるんですか?」

 

 

 

そう言いながら立ち止まり・・・俺を見る。

 

覗き込むようにして見るから。

 

だから・・・俺からは少し上目遣いに見えて。

 

たまらなくかわいい。

 

・・・のに。

 

その・・・顔。

 

ニコリともしない。

 

どうして。

 

なんで。

 

そんな・・・真顔なの?

 

 

 

「僕を・・・くどいてるんですか?」

 

 

 

もう一度言われ。

 

その・・・真剣な表情に。

 

俺もマジになって。

 

かわいい・・・とニヤついていた顔を元に戻し。

 

軽く咳ばらいをして。

 

そして・・・言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うん・・・くどいてる。」

 

「・・・。」

 

「あ・・・その・・・くどくって言っても・・・。」

 

「・・・。」

 

「今晩どう?とか・・・そんな軽いんじゃなくて・・・。」

 

「・・・。」

 

「俺が言いたいのは・・・。」

 

「・・・。」

 

「その・・・。」

 

「・・・。」

 

「あの・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「俺・・・。」

 

「・・・。」

 

「ニノの事が好きなんだ。」

 

「・・・。」

 

「愛してる。」

 

 

 

思いきって言った。

 

なんとなく。

 

ニノに促され。

 

流れで言ったような感じだったけど・・・でも。

 

思いは伝えたいって思ってたから。

 

だから。

 

はっきりと言った。

 

やっぱり。

 

浮ついて聞こえるけど。

 

それは気のせいであって欲しい。

 

 

 

「大野さんは・・・。」

 

「・・・。」

 

「男を好きになったのは初めてですか?」

 

「初めてだけど・・・」

 

「じゃあ・・・男性とのお付き合いの経験は?」

 

「ない・・・。」

 

「女性とは・・・もちろんありますよね。」

 

「そりゃあるけど・・・でも・・・」

 

「じゃあノンケですね。」

 

「・・・のんけ?」

 

「ええ・・・だから・・・きっと気の迷いです。」

 

「・・・ぇ・・・?」

 

「僕の事・・・そういう風に思うのは・・・。」

 

「・・・。」

 

「きっと気の迷いですから。」

 

 

そう言い放ち。

 

スタスタと。

 

歩き始めるニノ。

 

え・・・。

 

ちょ・・・ちょっと待って。

 

・・・え?

 

今・・・俺。

 

ふられたの?

 

 

 

「ちょ・・・ちょっと・・・ニノ。」

 

「・・・はい?」

 

「それ・・・どういう意味?」

 

「それって?」

 

「だから・・・気の迷いって・・・。」

 

「言葉通りです。気の迷いですから。」

 

「・・・。」

 

「だから・・・。」

 

「・・・。」

 

「僕を好きって言うのは・・・そうかもしれませんけど・・・。」

 

「・・・。」

 

「それは・・・英語でいうところのLIKEであって・・・。」

 

「・・・。」

 

「それが愛してるかっていうと・・・それはきっと勘違いで・・・」

 

「勘違いじゃない。」

 

「・・・。」

 

「どうして俺の気持ちなのに・・・ニノがわかるの?」

 

「じゃあ・・・なんで僕が大野さんの気持ちわからないってわかるんですか?」

 

「は・・・え///?」

 

 

 

たたみかけられる言葉に。

 

タジタジなる。

 

って言うか・・・ニノって。

 

こんなに強い言い方する子だったっけ?

 

もっと・・・さ。

 

優しくて。

 

何でも受け入れてくれるような。

 

そんな・・・空気を持った子じゃなかったっけ?

 

 

 

 

 

「とにかく・・・。」

 

「・・・。」

 

「一時的なモノですよ・・・きっと。」

 

「・・・。」

 

「大丈夫です・・・すぐにまた女性を好きになりますから。」

 

 

 

なんだそれ。

 

そう思ったけど。

 

そう言いながら・・・俺に笑って見せたその笑顔が。

 

一瞬。

 

泣き顔に見えて。

 

さらには・・・もうさっさと歩き出して。

 

俺に背を向けるニノに俺は。

 

・・・。

 

・・・。

 

急に・・・胸が苦しくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって。

 

そんな風に見えたの初めてだったから。

 

目に見えてる表情なのに。

 

心では違って感じるなんてコト初めてで。

 

この一瞬で。

 

今まで俺は。

 

ニノの何を見て来たんだろうって・・・そう思って立ち尽くした。

 

さわっと・・・生ぬるい風が頬をなでる。

 

ついさっきまで・・・ニノと二人きりでいるという事実に。

 

浮ついていた心と体が。

 

一気にドスン・・・と地に落ちたようで。

 

突然町のざわめきが耳に入ってきて。

 

周りの人が気になり始めた。

 

そのリアルな感じに少しとまどった俺は。

 

急に・・・一人が心細くなって。

 

ニノと。

 

離れたくなくて。

 

前を行くニノを小走りで追いかけた。

 

かすかな潮の香りに混じり。

 

遠くから運ばれてくる花火の火薬の匂い。

 

そして・・・汗ばむ肌。

 

夏なんだな・・・と。

 

なぜか。

 

そんな事を・・・強く感じた。

 

 

 

 

 

 

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つづく

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*

 

 

 

作者のナツコです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

お話はまだまだ続きます。

 

毎日0時8時16時に更新の予定でございます。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

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