Natural な Kitchen の なつき です。

前回のブログで、最近のお米の品種について少し書きました。

現代では、 低アミロース米が好まれる傾向がある ということです。




人氣のある銘柄としては、
・魚沼産こしひかり
・ゆめぴりか
・つや姫
・あきたこまち
・ひとめぼれ
・ミルキークイーン などです。

冷めても美味しい 強い粘りがあり、タンパク質含有量が低いので、柔らかく 甘みを強く感じるので、味が良いと言われています。


で、なぜ、そのようなお米が好まれるようになったのかを考えてみました。

粘りがあったり、柔らかかったり、甘みが強いってことは、陰陽で言うところの、陰性が強いってことになります。


陰性が強いとは、緊張していた細胞が緩む感じで、ホッとして リラックスするイメージです。


なぜ、陰性を求めるかといえは、大きな原因としては、やはり ストレスでしょうね。

都会に暮らす人たちが圧倒的に多い今、皆さんストレスを抱えて本当に大変なようです。

強いストレスに長時間晒されている方も多く、心に感じるままの暮らしが全く出来ず、カフェインやアルコールの力でバランスを取り戻そうとされてますよね。

また、美味しいと感じないけど、健康に良いと言われているからと、頑張ってある食品を摂り続けたりする事も、大きなストレスの一つなんですよ!

(人体実験〜だなんて、おもしろがってやっている方にとっては、それは 楽しみであるので、ストレスとは言いませんが…)


ストレスって、心身にかかる圧力・・・つまり陽性と考えられます。

しかもその度合いが、強かったり長かったり極端だったり、となっていて、解消されていないのではないかなあと考えられます。


ストレスがあれば、自然と解消しようとしますが、それが長期間 叶わないので、常食する食べ物への影響が出ているのではないかと思うのです。

常食する食べ物は、陰性と陽性の間のゾーンである中庸の位置にあるものなんですが、その位置を陰性寄りに動かさなければならないほど、ストレスで陽性に傾いていると考えられます。

つまり、主食を陰性にもっていって、体のバランスを取ろうとしているのではないのかなあと思うのです。

なので、現代のお米は、どんどん粘り氣が強く甘く柔らかい品種が好まれて食べられるようになっていったのだと思います。



本来、主食ってものは、その土地に暮らす人々の心身を育む根幹となるものですよね。

長い年月をかけて、日本に住むなら、その暮らしに相応しい主食になっていった歴史があります。

なので、簡単に変えてもらっては、本当は 体も困ってしまうのではないのかあ?


現代では、品種改良の技術が高まり、短期間で、お好みのものがすぐに作り出せるようになりました。

そのことについても、また書いてみたいと思うのです。



今回もお読みいただき、ありがとうございます。

では、また〜