昨日の夜10時頃、明日の歌舞伎座の招待券があるけど一緒に行かないと友人から電話が掛かった
一緒に行く予定の人が急に体調が悪くなったのだという。
演目は「鶴亀」「壽曽我対面」「京鹿子娘道成寺」などだという。
実はこのお誘い、一月ほど前にも電話があって、その時は私が電話に出なかったので、やむなく別の人を誘ったといういきさつがあった
Ⅰ時間考えさしてもらって、結局断った。
余りにも急なことと、娘の一周忌が目前で、鶴亀や壽でもあるまいと考えたからだ。
しかし、断るまでのⅠ時間、さまざまなきもののコーデが頭をよぎった
きものはすぐに藍色の総絞りが浮かんだ。
こんな時でないと総絞りを着る機会はめったにないからだ。
総絞りはこの箔屋清兵衛の牡丹唐草の袋帯を合わせることが多い
これは先日もあげた写真、息子と都内の古いお屋敷で食事をしたときの装い
でも、今回は鶴亀だから、思い切って鶴の袋帯はどうだろう
どうにも持て余している袋帯だが、演目「鶴亀」なら締めてもいいだろう
写真で着ているきものは濃紺の稲穂文様の江戸小紋
前はこんな柄
この鶴がどうにも嫌で、鶴が出な波文様の部分をお太鼓にと思案したこともある
総絞りに乗せているところ
でもこんな鹿の帯も締めてみたい、きものは万筋の江戸小紋
あるいはこんな明るい袋帯もいいかもしれない
きものは色無地のように見えるマーブル文様の小紋
いろいろなコーデが頭の中を駆け巡って、結局行くなら総絞りに鶴帯だなと思ったけれど、
やっぱり断った、かなり残念な気分だけれど仕方が無い
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