亡き娘、S席のチケットを持って3階席の立ち見へ? | あんねてのきもの日記

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数年前、娘が椎間板ヘルニアになって痛みが酷い時期があった。

東京のある劇場でオペラの公演があり、S席のチケットを購入して楽しみにしていた娘、

3時間余の公演時間、ずっと坐って観ることは痛くてできないので、

途中で立って、扉の横などに立って観させて欲しいと劇場と交渉した。

その結果、それでは他のお客様の迷惑になるので、3階席の一番後ろで初めから立って観てくださいと言われたと泣いていた。

 

びっくりして、それから劇場と何度も交渉して、

S席の一番扉に近い席に交換して貰い、

どうしても駄目なら立って扉の側で観て、

それ以降の幕は係員が車椅子に乗せて3階席の立ち見まで連れて行ってくれる手はずになった。

 

幸い、当日はなんとか坐って最後まで観られたそうだが、

係員が幕間毎に声を掛けてくださり、

とても安心して観られたと、帰宅して話していた。

 

       

      ラックに詰め込めるだけ詰め込んでみたが、これはほんの一部

 

614枚のCD等のデータベースを作りながら、そんな事を思い出した。

いつも一人で観にいっていたオペラとバレエのものが多くて、

クラシックは思いのほか少なかった。

クリスマスのCDは131枚あったのが圧巻だったが、

少し聞き始めた。

内容については、また書きたい。