「セールでは迷ったらカゴに入れるのが鉄則」……なのに、
今日は失敗した
淡いグレー地の絽の訪問着、茶屋辻模様。しっとりとしたいい柄だった、一万五千円……なのに一瞬ためらった。
ためらった理由の一つは夏のよそゆきはたくさんあるからなあ、だった。
①先月、生地を貰って仕立てた単衣の訪問着がある。
②紗の付下げもある。
③絽なら、一つ紋の色無地もある。
④ちりめんの蛍ぼかしの単衣もある。
それに、夏の訪問着を着るような予定も今のところ無いからなあ、でも自分好みだなあと思案している間に、その訪問着は他のお客さんのカゴに入ってしまった
もう一つ気に入ったのは、いろんな色の入った更紗の帯。シンプル紬にいいなあと思ってこれはしっかりカゴに入れた なのに、気がついたら消えていた 他のお客さんが自分のカゴに移したようだ 他の人が確保している帯だと気づかなかったのかもしれない
友人の病気が悪く、先日来何かに集中できない頭になっているので、その帯を買っている人を似たような帯があるんだなあと眺めていたオバカサン 自分のカゴからその帯が消えているのに気づかなかった
次回からはもう一つの鉄則「カゴから離れない」ものすごく混んでいると、これがけっこう難しいのだ。
それから、これはと選んだ正絹の雨コート2着、どちらも三越のタグが付いていた。濃紺と鶯色で、どちらもシンプルな幾何学文、雨コート然としていなくていい感じ。ところが意外やどちらも丈が105センチしかない。雨の役には立たないし、おまけに横幅はたっぷりで断念。いったいどんな人着ていたのだろう?
そんなこんなで、どうでもいいような小物類を買って6千円ちょっと、どっと疲れて帰宅した
なつです。いつもご訪問ありがとうございます。