「嵐のメンバーとファンの集い」のような会に出席。
あたしの目的は軍艦島に行けるからという理由でしたが、参加してみたらザ・ジャニーズファンって感じの女の人ばかり。
軍艦島上陸を楽しんでいるのはあたしくらい。
軍艦島で合流した嵐とは長崎から福岡まで電車の旅まで一緒にいれるらしい。
島の上陸中もファンに囲まれて大変そうなのに電車なんてどうなることかと思った。
案の定、電車の席の取合い。
真面目そうな感じの子や、明らかに普段家で煎餅かじってテレビみてるよなぁ風の主婦、化粧しすぎの中年女性ばかり。
明らかにあたしは浮いてる。
普通な人間が浮いてる。
そして電車に流れ込む熱狂的ファンたちにもみくちゃにされている。
やっとのことで席につけたと思ったら、4人がけの席の正面は二宮君。
二宮君の横には大野君。
あたしの横にはフリフリの白のワンピースおばさん。
もみくちゃにされた結果、なんだかこんな席についてしまった。
近くで見る二宮君は、正直、かわいかっこいい。
なんだかんだいって嵐のメンバーの中で好きな二人が目の前にいる。
緊張してきた。
フリフリおばさんは一生懸命二人に話しかけている。
笑顔で無視する二宮君、困りながら答える大野君。
なんだかその光景に笑いがこみ上げてきたが必死で我慢した。
すると、二宮君が手招きしてくる。
顔を近づけると小声で「なんで参加したの?」って聞いてきた。
あたしは「軍艦島に行きたかったから」って答えると、
「やっぱりそっか~。上陸中も君だけそっちに夢中だったもんね。俺もあーいうところ好きなんだよね。なのにそれどころじゃなくて・・・。ゆっくり見れないし、写真も撮れなくて。なんか、残念。」
(おーさすが二宮君っぽい)と心で思いながら、
「写真見ますか?」と言うと、
「見せて見せて!」と二宮君、大野君。
(あっ、やばい。あたしファンから殺される。)と思ったそのとき
松潤が後ろの車両から前の車両へとファンサービスを始めた。
みんなの気が一気にそっちに。
おかげでそこからはゆっくり3人で写真見たり、趣味の話したりで意気投合。
途中で松潤が迷惑なファンに困ってリーダーをさらっていったけど。
また大野君は困りながら相手をしていた。
ところが、ガタガタという大きな揺れともに電車が急停止。
軽くパニックが起こり一向に再運転しそうな気配はない。
車掌アナウンスが流れる。
「部品の一部が破損のため今日中には運転再開できません。お急ぎの方はお降り頂き歩いて・・・」
山の中で、歩くことになった。
こういう時、ジャニーズファンというのは乙女なんだと気付く。
さっきまで人を押しのけて前へ行ってた人たちが、どうしようって泣きながら戸惑っている。
泣いたって何も解決しないのに。
電車が通ってるところだし少し歩けば国道にでるだろう。
そこなら携帯もつながるかもしれないしタクシーを呼べばいいか、と思い電車を降りることにした。
何人かついてくる。
二宮君もいる。
「どっちにいくかわかるの?」と二宮君。
「とりあえずいまこの電車はこういう方角に福岡目指してたんだから、こっちに行ってみる。国道あるでしょ、きっと。」
そこからどうやって家に帰ったかは忘れたが、数日経って友人のユミちゃんが、
「この前軍艦島にシーカヤックで向かったんやけど、波が高くて荷物びしょぬれになってん。」
と話し始めた。
「へー。」と言いながら、思い出した。
(二宮君の連絡先聞けばよかった。)
気に入った写真送るよって言ってたのに電車停止騒動で忘れてた。
「…で、結局上陸も近づくのも無理やってん。」
とユミちゃん。
(ファンレター係りに送るか。)
「なっちゃんは行けたの?」
「ん?うん。あたしたちのツアーはちゃんと上陸できたで~」
ユミちゃんとの会話はほとんどよそ事に気をとられていた。
それから数ヵ月後、二宮君から手紙が届いた。
電話やメールまで書いたのに、そこから手紙のやりとりが始まった。
数ヶ月に1度の楽しみがそこから始まった。
で、愛犬の鳴き声で起こされた。これが現実、あれは夢。
あたしの目的は軍艦島に行けるからという理由でしたが、参加してみたらザ・ジャニーズファンって感じの女の人ばかり。
軍艦島上陸を楽しんでいるのはあたしくらい。
軍艦島で合流した嵐とは長崎から福岡まで電車の旅まで一緒にいれるらしい。
島の上陸中もファンに囲まれて大変そうなのに電車なんてどうなることかと思った。
案の定、電車の席の取合い。
真面目そうな感じの子や、明らかに普段家で煎餅かじってテレビみてるよなぁ風の主婦、化粧しすぎの中年女性ばかり。
明らかにあたしは浮いてる。
普通な人間が浮いてる。
そして電車に流れ込む熱狂的ファンたちにもみくちゃにされている。
やっとのことで席につけたと思ったら、4人がけの席の正面は二宮君。
二宮君の横には大野君。
あたしの横にはフリフリの白のワンピースおばさん。
もみくちゃにされた結果、なんだかこんな席についてしまった。
近くで見る二宮君は、正直、かわいかっこいい。
なんだかんだいって嵐のメンバーの中で好きな二人が目の前にいる。
緊張してきた。
フリフリおばさんは一生懸命二人に話しかけている。
笑顔で無視する二宮君、困りながら答える大野君。
なんだかその光景に笑いがこみ上げてきたが必死で我慢した。
すると、二宮君が手招きしてくる。
顔を近づけると小声で「なんで参加したの?」って聞いてきた。
あたしは「軍艦島に行きたかったから」って答えると、
「やっぱりそっか~。上陸中も君だけそっちに夢中だったもんね。俺もあーいうところ好きなんだよね。なのにそれどころじゃなくて・・・。ゆっくり見れないし、写真も撮れなくて。なんか、残念。」
(おーさすが二宮君っぽい)と心で思いながら、
「写真見ますか?」と言うと、
「見せて見せて!」と二宮君、大野君。
(あっ、やばい。あたしファンから殺される。)と思ったそのとき
松潤が後ろの車両から前の車両へとファンサービスを始めた。
みんなの気が一気にそっちに。
おかげでそこからはゆっくり3人で写真見たり、趣味の話したりで意気投合。
途中で松潤が迷惑なファンに困ってリーダーをさらっていったけど。
また大野君は困りながら相手をしていた。
ところが、ガタガタという大きな揺れともに電車が急停止。
軽くパニックが起こり一向に再運転しそうな気配はない。
車掌アナウンスが流れる。
「部品の一部が破損のため今日中には運転再開できません。お急ぎの方はお降り頂き歩いて・・・」
山の中で、歩くことになった。
こういう時、ジャニーズファンというのは乙女なんだと気付く。
さっきまで人を押しのけて前へ行ってた人たちが、どうしようって泣きながら戸惑っている。
泣いたって何も解決しないのに。
電車が通ってるところだし少し歩けば国道にでるだろう。
そこなら携帯もつながるかもしれないしタクシーを呼べばいいか、と思い電車を降りることにした。
何人かついてくる。
二宮君もいる。
「どっちにいくかわかるの?」と二宮君。
「とりあえずいまこの電車はこういう方角に福岡目指してたんだから、こっちに行ってみる。国道あるでしょ、きっと。」
そこからどうやって家に帰ったかは忘れたが、数日経って友人のユミちゃんが、
「この前軍艦島にシーカヤックで向かったんやけど、波が高くて荷物びしょぬれになってん。」
と話し始めた。
「へー。」と言いながら、思い出した。
(二宮君の連絡先聞けばよかった。)
気に入った写真送るよって言ってたのに電車停止騒動で忘れてた。
「…で、結局上陸も近づくのも無理やってん。」
とユミちゃん。
(ファンレター係りに送るか。)
「なっちゃんは行けたの?」
「ん?うん。あたしたちのツアーはちゃんと上陸できたで~」
ユミちゃんとの会話はほとんどよそ事に気をとられていた。
それから数ヵ月後、二宮君から手紙が届いた。
電話やメールまで書いたのに、そこから手紙のやりとりが始まった。
数ヶ月に1度の楽しみがそこから始まった。
で、愛犬の鳴き声で起こされた。これが現実、あれは夢。