前回までのお話
鬱病がどんどん悪化する母親に罪悪感を感じながらも、父親に応援され、バイトをし一人暮らしをしながら夢を追いかけた従兄弟。
そして、数年後なんと…
映画出演が決まったのです!
ヒットした映画なのでご存知の方もいるのでは?
超エキストラのチョイ役、その他大勢なので、私は彼の出演シーンをスクリーン上では全く見つけられませんでした
その後DVDでも観たけど、やはり見つからなかった
でも家族親族総出で観に行き、エンディングロールでチラッと従兄弟の名前が出た時は大興奮!
(その他大勢の中でしたが)
彼の家族に明るい希望が刺しました!
だけど、
そうは問屋が卸さない
そこから一切仕事なし!
世の中甘くなーーーーい!
(井戸田よ、甘くないぜー!)
しかし大作映画に出演し、関係者や出演者の本気の取り組みにますます魅せられた彼は、
もうこの道しか考えられない
とますます演劇の虜に。
20代をバイト生活、稽古に費やし、
叔母の鬱は悪化する一方。
叔母は引きこもり生活のせいか、
まだ60にもならないうちから、太り過ぎで膝と足首を壊し、糖尿病になり、一人で歩くのが困難になりました。
糖尿病も重度で合併症まで併発しましたが、本人は鬱のせいで管理能力も落ちてしまい、
家に引きこもってたら食べるくらいしか楽しみがないのに、人生何もない
と本当に辛そうな日々…
神の叔父は、叔母を支えながらも自分の人生を楽しむという、相変わらずの神っぷり
老人会に参加し、ボランティアをし、カラオケクラブに通い、地域の人たちと仲良く、頼られるキャラとなり(老人会で1番若いからw)、
叔母のことを大切にするけど課題の分離もしっかりできていて、
今思えば、
ノー勉でアドラーできてる人
いますよね?そーゆー人w
で、その従兄弟は30になって、俳優になる夢を手放し、ずっとアルバイトしていたところで正社員になりました。
でも、趣味として仲間とちょっとした演劇を楽しんだり、アシスタント的なことを今でもしています。
彼は30までと決めていたようです。
ちゃんと自分の人生は自分で設定していたんですね!
今ではまだ独身ですが、バイト時代からの信頼関係ができている場所で働き、自活してます。
(それまでは年金、保険関係は親の世話になっていた)
結局、同級生たちとは横並びではなかったけど、従兄弟は自立しました。
それに、夢を追っていた時も、自立していたんです。
正社員ではなかったけど、精神的にも経済的にも、自分の足で立ってました。
ちゃんと社会と調和していました。
何より、
夢に向かって生きる。
魂の求めていることをする。
というオリジナルの生き方をしました。
回り道だったけど、本人は達成感と満足感を持っていると思います。
なぜなら自分でやり切って、見切りをつけた結果だったから。
これが、親の反対に従ってチャレンジすらせずに諦めていたら、燻ったものが彼の中にはあったはずです。
執着に変わっていたかもしれない。
親を恨んでしまったかもしれない。
何より、
自分は「出来ない人間」って思い込んでたかもしれない。
親の立場だと、叔母の気持ちもよくわかります。
普通が安心。
普通を求める。
でも、「普通ってなに?」
結局そこに行き着くんです。
ロボットじゃないよ!
人間だもの!
みんながみんなオリジナルなはず!
まだ続きマース♪
長くてごめんね♡
