ジョギングのち映画ときどきラグビー-多摩川・桜  こんな風景が見られるはずだったんですけど・・・


3月2日(土)は『2011 多摩川ウォーク』でした。 昨年12月に参加した『山の手線一周ウォーク』に続いて東京都ウォーキング協会主催のイベントです。 同日に神奈川県歩け歩け協会主催で『多摩川さくらウォーク』と称して、多摩川の神奈川県側を稲田公園から多摩川河口までのウォーキングも実施されました。


今回のコースは、多摩川兵庫島公園がスタート・ゴールの

五島美術館→等々力渓谷→多摩川→丸子橋→ガス橋→多摩川大橋→新六郷橋(ここまで東京都)→多摩川大橋→ガス橋→丸子橋→二子橋(ここまで神奈川県)の多摩川を挟んで対岸を折り返す30キロでした。


五島美術館は、東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太氏の構想により設立されたものですが、現在は改修工事のため閉館中です。 閑静な住宅街の中にひっそりと佇み、趣のある雰囲気をかもし出しています。 等々力渓谷は、渓谷というより田舎の小川といった雰囲気。 地元の人に愛されている様子が、手入れのよさに現れています。


この2つを見たかったために、東京のイベントに参加したわけです。 後は多摩川沿いの桜を満喫するはず・・・例年なら咲き乱れているはず・・・でしたが、やはり今年は寒かったのでしょう。 ほとんどの桜は花を咲かせていません。 咲いていてもようやく一分咲きといったところ。 覚悟はしていましたが、ここまでとは。 今年は、河津桜も、梅も、桜も、1週間早い花見となってしまいました。


さて、ランニングもウォーキングもぞくぞくとイベントが中止になる中、どのくらいの人が参加するのか想像もできませんでしたが、時間通りにスタートした人は200人もいなかったでしょうか。 コースは、30キロ、20キロ、10キロ、と3種類あり、遅れてスタートする(僕もいつもはこのパターンが多いです)人も多かったとは思いますが、印象としては、参加者が少ないなぁ、という感じでした。


多摩川の河川敷のコートは、野球、サッカー、ラグビー、ラクロス、といったスポーツを愛する大人から子ども達で賑わっています。 それに加えて、ジョギング・ウォーキングを楽しんでいる人、数知れず。 お子さんを連れての散歩、といった人たちも多かったですね。 車は決められた駐車場のところにしか下りてこないので、安心して歩けます。 が、未舗装に慣れていない僕は歩き辛かったですね。


延々と続くかと思われた河川敷のコートが陰を潜めると公園があったり、六郷の手前では『3年B組金八先生』のオープニングでお馴染みの土手が姿を現します。


折り返し地点の新六郷橋を渡ると神奈川県、今度は対岸を戻る形です。 ここからは神奈川県歩け歩け協会のウォーキングの人たちとすれ違うことになります。 こちらから挨拶をしても半分以上の人は挨拶を返してくれないのはあまりいい気分ではないし、ウォーキングにも飽きてきたので少しジョギングをすることにしました。


長いウォーキングは久しぶりだった上に練習不足なのか、フォームも崩れてきているのが分かったので、気分転換にはよかったのですが、結構足は重かったです。 もうこの辺りは完全に一人旅、等々力渓谷で早々に振り切られた人たちには本気で走らないと追いつけないでしょうし、後から追いついてくる人たちの気配もありません。


こうなると体力より精神力、完全にメンタルの世界です。 長い距離を走っていると楽になる時間帯がふと現れたりもしますが、ウォーキングではそれがないんですね。 フォームは同じでも筋肉の使い方が違うなぁと考えながら、やっとの思いでのゴールとなりました。



気象状況

天候:晴れ

気温:15℃(12時・世田谷区)、北東の風2メートル


目標タイム :4時間30分 (9分/キロ)

タイム: 4時間16分31秒 (8分33秒/キロ)


トイレ:0回、休憩0回

食べたもの:ゼリー飲料2本、アミノバイタル・顆粒1本、ポカリスエット1本


電車代  1340円

参加費  1200円

合計    2540円



景色が変わらないことがこれほどまでにきついとは・・・50キロはまだ夢の世界だと痛感しながら、来年は神奈川県の『多摩川さくらウォーク』30キロに参加しようと思いを馳せました。 5月になれば、『TOKYOウォーク』が始まります。 これからいい時期を迎えますね。


ジョギングのち映画ときどきラグビー-桜


東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。




3月は、震災後に電力消費を抑えるための施策として実施されている、夜間の道路照明の間引き消灯により、夜のジョギングを中断しています。 注意すれば歩ける程度の暗さの中、犬の散歩や無灯火の自転車、携帯に夢中の歩行者を考えると、とても走れる状況ではありません。 でも、月も変わったことですし何とかよい方法を考えてみます。


3月は、

震災前に実施された、3/5  『京急沿線ウォーク』 11.5キロ

に参加しました。



【3月の走行距離】


ラン   :67.2キロ (目標120キロ・56%)

ウォーク:26.5キロ (目標30キロ・88%)

合計   :93.7キロ (目標150キロ・62%)


4月は『2011 多摩川ウォーク』に参加する予定です。(既に『多摩川ウォーク』は終了したのですが) その他の参加予定のイベントは中止になりました。 例年ならランニングからウォーキングに比重を移す時期ですが、もう1ヶ月何とかランニングで引っ張ってみたいと思っています。


【4月の目標】


ラン   :110キロ

ウォーク: 40キロ

合計   :150キロ



     ―おまけのジョグ記録(3月1・2・3・4・5週目)―


3月5日(土)  ウォーキング:1時間4639秒(11.5キロ)→916/キロ

3月6日(日)  ジョギング:5507秒(9.5キロ)→548/キロ


3月8日(火)  ジョギング:5432秒(9.5キロ)→544/キロ

3月13日(日)  ジョギング:1時間3652秒(15.5キロ)→615/キロ


3月16日(水)  ジョギング:5315秒(9.5キロ)→536/キロ


3月26日(土)  ジョギング:5654秒(9.5キロ)→559/キロ

3月27日(日)  ジョギング:5445秒(9.5キロ)→546/キロ


3月28日(月)  ジョギング:2501秒(4.2キロ)→557/キロ


タイトルが過激ですが、少しお時間を下さい。



この逸話の話は以前から語り継がれている内容だと思いますが、僕は「海堂尊」書『極北クレイマー』で知りました。 極北市が財政再建団体に指定されて、極北市民病院再建のために赴任してきた新院長の記者に対する発言の一部です。 抜粋することはできませんので、要約です。



「地獄にはご馳走があり、長い箸が用意されている。 それは長すぎて、自分の口に入れられない。 だから亡者たちは、目の前に食べ物があるのに、飢えて争う。 これが地獄です。 天国は地獄の隣にある。 天国にもご馳走があり、地獄と同じように長い箸が用意されている。 そう、実は天国と地獄は変わらない。」


それなのに?


「天国では、長い箸で他人に食べさせてあげている。 そして自分も他人に食べさせてもらう。 地獄の亡者は自分のことしか考えない。 だからご馳走を前にして飢えて争う。 私たちはみんな天国にいる。 ただ気づいていないだけだ。」



どうか、必要なものが必要な人のところに行き渡りますように。 日本人は、買占めは罪な行為だと自覚できる人々でありますように。



被災地で生活されている皆様、お亡くなりになられた皆様に不適切な発言がありましたら、お詫びして削除させていただきます。