タイトルが過激ですが、少しお時間を下さい。



この逸話の話は以前から語り継がれている内容だと思いますが、僕は「海堂尊」書『極北クレイマー』で知りました。 極北市が財政再建団体に指定されて、極北市民病院再建のために赴任してきた新院長の記者に対する発言の一部です。 抜粋することはできませんので、要約です。



「地獄にはご馳走があり、長い箸が用意されている。 それは長すぎて、自分の口に入れられない。 だから亡者たちは、目の前に食べ物があるのに、飢えて争う。 これが地獄です。 天国は地獄の隣にある。 天国にもご馳走があり、地獄と同じように長い箸が用意されている。 そう、実は天国と地獄は変わらない。」


それなのに?


「天国では、長い箸で他人に食べさせてあげている。 そして自分も他人に食べさせてもらう。 地獄の亡者は自分のことしか考えない。 だからご馳走を前にして飢えて争う。 私たちはみんな天国にいる。 ただ気づいていないだけだ。」



どうか、必要なものが必要な人のところに行き渡りますように。 日本人は、買占めは罪な行為だと自覚できる人々でありますように。



被災地で生活されている皆様、お亡くなりになられた皆様に不適切な発言がありましたら、お詫びして削除させていただきます。