「旅する手ぬぐい」〜面白企画創造集団・トコナツ歩兵団団長B面ブログ〜 -2ページ目

「旅する手ぬぐい」〜面白企画創造集団・トコナツ歩兵団団長B面ブログ〜

20代前半の日本全国を旅して回っていた時代に、手ぬぐい1枚ですぐに温泉に入れてすぐ乾くことから重宝し、やがて寺社仏閣の「オフィシャルてぬぐい」たちに出会い、手ぬぐい愛に開花。以降、旅しては手ぬぐいを集め、仕事しては手ぬぐいを制作している。

オフィシャル手ぬぐい「相良観音」(熊本県山鹿市・相良寺)

 

木彫座像では国内最大級という千手観音(通称・相良観音)が見事な熊本県山鹿市の相良寺。

古くから安産・子授け・縁結びにご利益があるという。

手ぬぐいのデザインに相良寺の建物を配置し、敢えて観音様を描かない奥ゆかしさが日本人らしい。

 

 

楽天トラベルの後輩であり盟友と共に2016-2018年にかけて手がけた「山鹿あそび」(体験プログラム)の一環で訪れた。

参拝中、福岡出身の彼女が「お母さんが私を産む時に安産祈願したのがここのような気がする」と言い出し、その場でお母さんに電話で確認したところその通りにここ相良観音だった、という素敵な出来事があった。

参道の相良茶屋の栗だけ団子が有名だが、来訪時は季節ではなく食べられなかったことが悔やまれる。

 

たくさんの素敵な思い出がある熊本県山鹿市。

またいつか訪れたい!

 

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

 

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

オフィシャル手ぬぐい「熊野本宮大社正遷座120年大祭-煌(きらめき)-」

 

僕のオフィシャル手ぬぐいコレクションの始まりとも言える「熊野本宮大社」の正遷座120年大祭バージョン。

通常の黒(2羽の八咫烏)と赤(日の丸)とはまた違った、黒(八咫烏)と黄(竹灯り)が、まさに煌めいている手ぬぐい。

僕の大好きな八咫烏も1匹の両羽を大きく広げたバージョンに変わっている。

 

ちなみに正還座120年大祭とは、明治22年の大水害で現在の地に鎮座されて120年を迎えた平成24(2012)年に行われたもの。

この120年大祭は熊野本宮大社もかなり力を入れていて、様々なイベントが開催されていた。

 

 

さて2012年といえば僕がまだ楽天トラベル・地域振興事業グループに在籍していた頃であり、

中日本エリアに加えて西日本も担当することになり、毎日をほぼ出張で過ごしていた。

和歌山にもしょっちゅう足を運んだが、残念ながらこの手ぬぐいを熊野で手に入れたのか、それとも和歌山県の都内イベントで頂いたものなのか、全く記憶にない。。。

 

でも久々に棚からひとつかみで再会したこの煌バージョンは、なんだか僕の気持ちを不思議と明るくさせてくれるのである。

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

 

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

オフィシャル手ぬぐい「鶴の湯」(秋田県乳頭温泉)

 

かつては秘湯と言われたが、今や大人気の「鶴の湯」(乳頭温泉)。

過去2回の訪問は紅葉の秋と雪降る冬。

最初は日帰りで、次は宿泊で。

でもやっぱり雪の降る夜に入った鶴の湯は格別!

 

 

手ぬぐいはシンプルに温泉に降る雪と「鶴の湯」の文字だけ。

でも雪の降る夜に鶴の湯に入ったものにしか分からない良さというか、あれを手ぬぐいにしたかったのねという買い手の気持ちを重ねざるを得ない。

これを共感手ぬぐいと呼ぶ。

逆に言えば雪の降る夜に入っていないと全く刺さらない可能性もある。

 

鶴の湯の手ぬぐいは記憶が正しければ2種あって。

もう1種も買った記憶があるのでいずれまた出てくるかもしれない。

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

 

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

 オフィシャル手ぬぐい「杉本寺」(神奈川県鎌倉市)

 

鎌倉最古(天平3/西暦731年)に建立された鎌倉最古のお寺・杉本寺。

苔むした階段と茅葺屋根の本堂が特徴の小さなお寺で、山の緑に包まれているようなスモールパッケージ感が大きなお寺にはない素晴らしい魅力を醸し出す。

 

手ぬぐいはご詠歌「頼みある しるべなりけり 杉本の 誓ひは末の 世にもかはらじ」と茅葺屋根が記されている。

ちなみにこの手ぬぐいでは石畳の階段が黒で染められていることから、手ぬぐいが制作された時には苔むしてなかった?のかもしれない。

 

竹林で有名な報国寺とセットで周るのがオススメ。

そして僕は過去に2-3度訪ねているのだけれど、いずれも雨。

でも杉本寺も、それから報国寺も、その雨が苔や竹林をひときわ美しく見せてくれる。

 

以前のブログにも書いたのだけれど、鎌倉は手ぬぐい不毛の地。

良い手ぬぐいが作れる素敵なお寺がたくさんあるのに、とは余計なお世話か。

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

オフィシャル手ぬぐい「秩父神社・左甚五郎作つなぎの龍」

日本三大曳山祭のひとつにも数えられる秩父の夜祭りは秩父神社の例大祭である。

秩父の12月1日の凛とした寒さの中、防寒着にくるまって山車を見る。

20代の頃からずっと行きたかったが近いこともありなかなか足を運べずにいたが、7-8年前にようやく秩父出身の仲間に連れて行ってもらった。

夜祭りの雰囲気、山車も当然素晴らしいが、この手ぬぐいもまた素晴らしい!

(余談だが狼が守護である秩父三峰神社もこれまた素晴らしい!)

 

江戸時代初期に活躍されたとされる伝説的な大工であり彫刻師であった左甚五郎によるつなぎの龍(本殿東側に鎖で繋がれた青い龍の彫刻)がモチーフ。

通常の手ぬぐいよりやや大きく、青龍をイメージした群青染めの力強さを感じる手ぬぐい。

 

左甚五郎は日光東照宮の眠り猫、知恩院の鶯張りや忘れ傘など全国100ヶ所あまりの作品が残っており、その名工ゆえの逸話も多い人物。

全国を旅していると左甚五郎にはちょくちょく出会う。

ゆえに実在するかどうかについても諸説あったりする。

それもまた旅の楽しみの一つだ。

 

ちなみに知恩院手ぬぐいもいつかここで紹介したい。

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

オフィシャル手ぬぐい「氷川神社御祭禮」(埼玉県・川越氷川神社)。

 

川越氷川神社では全国屈指の縁結び神社。

毎朝8時から社務所前にて20体限定で無料頒布される「縁結び玉」が有名だが、その他にも境内の至るところに仕掛けが施された遊び心あふれる素敵な神社。

 

この手ぬぐいも以前紹介した「金谷の茶まつり」同様に首から下げると左右上から文字が読めるようになる両A面仕様。

郡上踊りの手ぬぐいなども同様でお祭りはやはりこの仕様が多い。

上賀茂神社の特別参拝などで首から掛ける清掛(きよかけ)とかと同じような意味を持つのだと思う。

 

 

楽天トラベル「恋する神社」というWEB特集の取材時に頂いた大切な手ぬぐい。

禰宜さんの人柄や説明がとても良かったのを覚えている。

川越を訪れた際にはぜひ訪れてほしいスポットである。

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

温泉の手ぬぐいを語る上で外せないのがこれ。

オフィシャル手ぬぐい「信州渋温泉巡浴祈願」

九つある外湯と最後の渋高薬師を巡りながらスタンプを押していくというスタンプラリーと手ぬぐいを合体させたもの。

全ての湯に浸かり、高薬師を参詣すると、厄除けや安産育児、不老長寿などのご利益があるとされる。

地元も、参拝客も、湯治客も、観光客も、全てが喜ぶ仕組みが素晴らしい!

 

手ぬぐいを包む朱色のジャケットもこれまた趣がある。

 

渋温泉も思い出深い温泉のひとつ。

2011年3月、楽天トラベル時代に観光庁の若旅プロジェクトにおいて、バンプレストと渋温泉と組み、「カピバラさん しぶ〜ん温泉プラン」を実施した。

途中震災を挟みながらも大勢のファンが訪れてくれて、カピバラさんルームを楽しんでくれた!

 

その準備のため、冬の渋温泉を何度か訪れた。

冬の渋温泉は温泉を巡ること以外にやることがなくて実に素晴らしかった!

 

この「巡浴祈願」手ぬぐいに敬意を表しつつ、「カピバラさん しぶ〜ん温泉プラン」オリジナル手ぬぐいも作らせていただいた。

それもまたどこかで紹介したい。

 

手ぬぐい好きを公言していると、ちょくちょくお土産にもらうことがある。

この渋温泉手ぬぐいもお土産に頂いたものが3枚ほど家にある。

何枚もらっても、その気持ちも手ぬぐいも嬉しいものである。

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

オフィシャル手ぬぐい「金谷の茶まつり」

 

緑茶の名産地・金谷(島田市)で2年に1度行われる「金谷の茶まつり」。

茶摘み衣装をまとった約1000人の茶娘たちがかつての東海道を踊りながら行進する茶娘道中が名物で、彼女たちが頭に巻いているのがこの手ぬぐい。

寺社仏閣の寺務所社務所で売られているものではないが、祭り公式で販売されているのでこれもオフィシャル手ぬぐい。

 

 

ちなみに金谷を含む島田市が緑茶の名産地となった背景には、明治維新が大きく絡む。

江戸を追われた徳川慶喜に付き添った旗本たちが勝海舟の勧めで牧之原台地を開墾する。

それにより島田市や牧之原市は全国有数のお茶の産地となっていく。

 

僕らトコナツ歩兵団が静岡県島田市シティプロモーションに着手したのが2015年初夏。

そこから「島田市緑茶化計画」が生まれ、現在では「島田市緑茶化計画〜地球上でもっとも緑茶を愛する街〜」となり、様々な商品や蓬萊橋897.4茶屋、KADODE OOIGAWAなどを生み出し現在へと至る。

 

角度は少し違うものの緑茶に関わるものとして、大切な手ぬぐいである。

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

 

今から16年ほど前、僕と妻の行く先を決めない新婚旅行で奈良公園内にある江戸三という宿に泊まった際、ちょうどその日が東大寺二月堂で行われる「お水取り」(3月12日)の日であった。

その際に東大寺で購入した思い出深いオフィシャル手ぬぐい。

タクシーの運転手さんに「お水取りの日によく予約が取れましたねえ」と言われたことを覚えている。

その日に電話をしてみたら、直前キャンセルが出てたまたま泊まれたという幸運に恵まれただけなのだが(笑)。

 

 

関西に春の訪れを告げるとされる「お水取り」とは元々は福井県若狭から水を運搬してきたことに由来する、国家的な災いを取り除く行事。

驚くべきことに西暦752年から続けられ、戦時中も一度も中止されることなく続けられ、なんと今年(令和5年)で1272回目の開催とのこと。

 

深夜に巨大な松明に火が灯され、その下で参拝客が火の粉を浴びて災いを祓う。

そして僧侶たちが一晩中お経を唱える。

僕らもその中で参拝させていただき、お経を唱えた記憶がある。

もっとも一晩中というわけには行かず一時間ぐらいであったが、それはそれは荘厳な空間と時間であった。

その場で知り合った高齢のご夫婦とその後BARに飲みに行った思い出も。

まあ16年前のことなので記憶はいつだって曖昧ではある。(笑)

 

 

東大寺オンラインショップによれば、<第223世東大寺別当狹川普文師が修二会の行法・達陀をモチーフに描かれた画に第213世東大寺別当平岡定海師が揮毫「ダッタンは聖なる火 迷いを拂う(はらう)」された手拭>とある。

 

こんな言い方は失礼極まりないかもしれないが、絵も文字も非常にPOPで、僕の大好きな手ぬぐいの一つである。

 

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中

オフィシャル手ぬぐい「六波羅蜜寺」

構図的に面白いのはダブルA面仕様になっていること。

首からかけて両方とも上になっているように見えるデザイン。

これはたまにあって郡上八幡の郡上おどり手ぬぐいとかも同じ考え方である。

 

空也上人立像は想像よりも小さく、いい意味でフィギュア感が強かった。

口から飛び出たさらなるミニチュアたちをじぃーっと眺めていた記憶がある。。

そして寺そのものや空也上人立像よりも縦の赤いラインが強調されたこの手ぬぐいのインパクトが強かった。

 

 

2002年秋から2003年正月にかけて、僕は京都で2ヶ月間過ごした。

富士急のアトラクションプランナーとして最も油が乗っていたその時期、僕の心と身体は悲鳴を上げていた。

いろいろな理由をくっつけてとにもかくにも僕は東京を離れた。

京都に憧れるのはやっぱり関東の生まれだからなんだろうなあ。

 

毎日寺社仏閣を巡り、建築を仏像を見ていた。

夜になると、小料理屋やBARをハシゴして歩いた。

当時の冬の京都は閑散としていて、どこに行ってももてなして頂いた。

そしていくつかのとてもとても不思議な経験をした。

この2ヶ月の京都は僕にとってかけがえのない時間となった。

 

ちなみにこの時の滞在で10種類ぐらいのオフィシャル手ぬぐいを手に入れている。

それらも後々紹介していきたい。

 

 

 

★HP http://www.tokonatsu.net/

★FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

★Instagram https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tokonats/

★Instagram SideB https://www.instagram.com/yusuke_watanabe_tenugui/

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中