ストレートかもしれないが三重県・湯の山温泉 AQUA×IGNIS(アクアイグニス)に行ってきた! | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

このところ三重県にいることが多い。

何しに行っているのかと言えば、「三重あそび」の第二弾を4月から作り始めている。

 

第一弾の成功と失敗をしっかりと踏まえて、観光プログラムを作るというより、三重県を訪れるゲストが楽しいものを作ろうとしている。

宿泊主体のもの、体験もの、スポーツもの、飲食もの、テーマパークのイベント、まちをゲームの舞台と見立てたもの、ジャンルなど全く関係ない。

 

ただ、これでいい。

各市町村が困っていること、手助けしてほしいことを、フォローしていく。トコナツは作る、楽天は売る。「観光プログラム」という定義が不明な何かに縛られるのではなく、自由にエンターテインメントを作っていく感じ。

これだけの幅のあるジャンルを横断できるのは、トコナツぐらいしかいないのではないかと本当に思う笑

 

さてそんな最中、島田金谷IC周辺賑わい施設を一緒に作っている建築や空間デザインが主体のトコナツのメンバーたちに「三重にいるならAQUA×IGNIS(アクアイグニス)ぐらい行くべきだ」と言われ、四日市の仕事ついでにアクアイグニス 片岡温泉に行ってきた。

 

 

近鉄四日市から湯の山線に揺られて30分ほど。

湯の山駅から歩いて7-8分と聞いていたもののタクシーはなく、道は真っ暗である。そんななかをトボトボと歩き、果たして合っているのだろうかと不安に思い始めたところで、畑のなかに忽然と姿を現した。

入り口がどこか分からないが、歩いているうちに到着。

 

 

片岡温泉の入り口である。

正直に言おう。見事である。

ほのかに硫黄臭漂う温泉が素晴らしい。

それにプラスしてデザインと金額の絶妙な設定具合が見事なのだ。

 

 

有名シェフやアーティスト、デザイナーたちを共演させて素敵な空間と食を作り出していながらも、高すぎない。

今回はひとりだったので宿泊棟に泊まったが、温泉に入り放題で朝食がついて1万円少々。夕食も都市部で飲みに行くことを考えたら、満足いくメニューと金額。平日でも四日市市から30分ほど時間をかけてここまで来る人がいるのも頷ける。

離れの4棟のみのオーガニック棟も1名36,200円〜とこの空間作りにしては決して高くない。これぐらいの空間と食を用意したら、都市部であれば遥かに高い料金となるだろう。

 

 

安くはない。だがものすごく高くもない。

この絶妙感がいいのだ!

 正直に言えば、食わず嫌いだったなと。

有名シェフを前線に出した売り方やビジュアルがあまり好きではなかったというのもある。

アクアイグニスをいいと言ってしまってはトコナツとして真っ当すぎる、かもしれない苦笑

オシャレ、すぎるのかもしれない苦笑

ただ、いいものはいい。

 

 

 

これまでも何度も思い知らされてきたことだけれど、百聞は一見に如かず。

 

新名神高速道路の大型工事が隣地で行なわれているのは残念な限りだが、近くにICができれば湯の山温泉全体もまた多くのゲストで賑わうであろうから、難しいところだ。

 

だが次も是非訪れたい場所である。

 

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(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
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