ニッポンの旅を面白くする!vol.6「パブを取るということ」 | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

前回は「演出」の事例を紹介しました!

ここで話を少しだけ戻して、エンターテインメントを構成する2つの要素についてお話します!

エンターテインメントは「面白い中身」と「効果的な売り方」で成り立っていると僕は考えています。

この「面白い中身」を作るに当たってベースになってくるのが、せ前々回と前回に触れた「演出」なんですね。
今日考えていくのは「効果的な売り方」です。

「効果的な売り方」は2つに分割することができます!
それが「プロモーション」(お金をかける)と「パブリシティ」(お金をかけない)です。

この「パブリシティ」という概念がエンターテインメントにおいてはとても
重要になってくるんです。

つまりはエンターテインメントとして成立しているかどうかの1つの尺度に、「パブリシティ(パブ)が取れる企画なのかどうか」ということがあるということです。

ある企画を立てたとします。
それを自分が記者になったつもりで見直してみる。
その企画が記事として取り上げるに値する企画かどうかというのを考えてみるんですね。

この視点を企画している段階から常に念頭に置いて企画をしていく。
これはとても大事なことです。

プロデューサーは前回お話した「演出」と、
それから今回お話した「パブを取る」という
2つの概念を持ちながら企画を進めていくんですね。