皆さまの想いとともに。。。 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

東日本大震災よりまもなく13年が経過した今もなお、こうして飯舘村のワンちゃん猫ちゃん鶏さんたちに寄り添い、変らぬご支援ご協力を賜り心より感謝申し上げます。

 

 

2024年5月1日現在の避難状況
(飯舘村HPより)※()内、2024.3月比
県外避難者数:  149名(△7名)
県内避難者数2935名(△30名)
村内帰還者数:1193名(△12名)
 
 

東日本大震災による福島第一原発事故による被災地、飯舘村には、13年が経過した今も、未だにボランティアのご飯を待っているワンちゃんや猫ちゃんたちが残されているのです。

 

 
歳月が経つにつれ、家の主人が他界し、代替わりしたお宅では家屋の解体や、野生動物の寄り付きを嫌うなどの理由から餌場の撤去が行われ、数少なくなった餌場では、野生動物も出現するようになり、餌場から姿を消したり、無残な死を遂げた子がいます。
 
 
そのような状況下、当会では、餌場の提供をして頂いている親交の深い飼い主さんや家主さんと情報を共有し、不妊手術がなされていない新顔ちゃんが姿を現した場合には、他のボランティアさんとも意見交換を行い、不妊去勢手術後、状態にあわせて保護を行ったり、もとの餌場に戻しています。
 
 
定例の活動では、給餌・支援活動がメインとなりますが、時間が許す時は、不妊去勢手術のための捕獲や、それを機に保護したり、季節に合わせた環境改善などもイレギュラー活動として行っております。
 
当会では預かりさまにご協力いただきながら、保護した子を人馴れさせ、新たなご家族とのご縁を繋ぎ、枠が空いた分だけ、次の子を保護しているような状況です。
 

飯舘村で保護予定の子達は一番歳をとっている子で10歳前後になります。

それぞれの子の詳細につきましては、保護後、メディカルチェックを行ってからお伝えさせていただいております。

 

とても難しいお願いだとは重々承知しておりますが、ご支援者の皆さま、ご協力者さま、ボランティアさんとともに繋いできた大切な命・・・

どうか命あるうちに保護させてください。

 

叶うならば、安心して眠れる寝床と、彷徨うことなく毎日のご飯を口にできるようにしてあげたい。

 

当会では「命ある」うちに、
「姿を確認できている」うちに保護し、
頑張りすぎるくらい頑張ってきた子達を穏やかに安心できる場所で過ごさせてあげたい。
 
預かりさま募集、里親さま募集の際は、どうか皆さまのお力をお貸しくださいませ。
 
 
そして、

3月のムーちゃんに続き悲しいお知らせになります。

震災以降、ずっと頑張り続けていた2羽の鶏さんのうち奥の小屋で過ごしていた鶏さんが4月に静かに息を引き取っていたそうです。

訪問すると、「ここにいるよー!」と鳴いて知らせてくれて・・・

鶏さんも感情が豊かだということを教えてくれた子です。

少しでも栄養をつけてほしいと、次回活動時に持っていくお米も用意していたのに、本当に残念です。

もう一羽の手前の子も痩せてきているようなので心配です・・・。

 

 

こちらは嬉しいご報告になります。

保護できず気がかりだった交差点の白黒ちゃんですが、4月14日に村のボランティアのK山さんが捕獲してくださり、村のボランティアのKさんが受け入れてくださったそうです。

 

血液検査では白血病(-)、少し貧血と口内炎があったそうですが、他には特に異常はなかったそうです。

耳カットもあり、以前ボランティアが関わった子なのでしょうか。

お口の影響で毛繕いができなかったのか、毛玉やフケがたくさんあって老けて見えていましたが、10歳にはなっていないのではないかということです。

 

寒さ厳しい風が吹き抜ける餌場で冬を越えることができた白黒ちゃん、本当に良く頑張りました!

これからは毎日のごはんを心配することもなく、安心して穏やかに毎日を過ごしてほしいです。

 

命あって保護することができ本当に良かったです!

捕獲してくださったK山さん、受け入れてくださったKさんに感謝です。

 

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☆現地入りメンバー
kishimoto、natsumint

午前中に「まんちゃん」と「ダイヤ」を掛かりつけの病院へ搬送。

ここのところ、糖尿病と甲状腺機能亢進症で闘病中のまんちゃんとアンヨの麻痺が強くなり排泄に影響が出てきたダイヤが交互に体調を崩しており、二人とも目が離せません。
こうして活動に向かうことができるのも信頼できる先生とスタッフの皆さまのおかげです。

メンバーの仕事の都合で、出発は日付が変わる頃を予定していましたが、スケジュール変更があり、20時半頃に合流、ガソリンを給油して東北道へ。 



途中のSAで夕食を済ませ、仮眠先の道の駅「までい舘」に到着。

途中、りんさんから頂いた情報通り、東北道は強風が吹き荒れていました。

りんさん、お仕事てお疲れのところ、この度もありがとうございました。


飯舘村の気温は14℃で肌寒いです。

これから明日の活動に向けて仮眠します。

明日はたくさんの子どもたちと出会えますように。。。

 

 

「さくらちゃん」の捜索につきましては、今まで行った貼紙を頼りに、情報が入り次第、現地対応することと致します。

 

 

※活動行程について

今まで飯舘村のボランティアさんとの情報共有のため行程を記載しておりましたが、随時、情報を共有しながら活動を行っているため、万一の事態を防ぐため、行程の詳細は記載しないものと致しますのでご了承くださいませ。

 

25日(土):給餌

拠点(仕分積込み)~12号線北側~12号線南側(監視カメラ付替)

 

 

 

皆さまに託していただいた想いとともに、メンバー一同、安全第一で、より多くの命をつなぐことができるよう、これからも最善を尽くしてまいります。

 

現地入りを支えてくださっている全ての皆さまへ心より感謝申し上げます。

 

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※支援物資到着のご報告の件でございます。


月ごとの状況にあわせ、オフィスとヤマト営業所止め、福島県飯舘村拠点の三ヶ所に分けて物資の募集をさせて頂いております。

「ヤマト運輸さん以外」からオフィスへ、ヤマト運輸さん営業所止めへ、福島県飯舘村拠点へご手配いただいた物資ともに伝票整理がこれからとなります。

ブログ上、「支援物資の御礼」の記事内にてご報告させて頂きます。
その旨、予めご了承くださいませ。

 

※支援物資御礼の記事で記載しているハンドルネームの件でございますが
迷惑メッセ等で不快な思いをされている方がおりましたら
ハンドルネームからイニシャルへ変更させて頂きますので
メッセージにてご一報頂ければと思います。

 

※メッセージへのご返信が遅れており申し訳ございません。

順次お返事申し上げますので、少々お待ちくださいませ。

 

 

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