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【福島県飯舘村現地支援活動】
2022年11月26日(土)出発、
11月26日(土)~27日(日)活動
(YouTubeバージョン)
以下、メンバーコメントより
土曜日、午前中だけ休日出勤。
お昼に一度帰宅して準備、都内で隊長をピックアップして福島県飯舘村へ。
拠点に到着して、仕分け積み込みと翌朝から捕獲器設置のため準備。
その時、飯舘村のボランティアKさんより連絡。
夜、道の駅「までい館」でクリスマスイルミネーションの点灯式で花火が打ちあがるそうで、花火が怖いワンちゃんが心配でボランティア数人でワンちゃん宅に来た際、泥濘に車がはまってしまい脱出できないとのことでレスキューに向かいました。
道の駅「までい館」付近を通ると、道の真ん中に犬が倒れていました。
直ぐに車を止めて駆け寄ると、
「メリー」、「メリーだ。」
既に息はなかった。
震災前から80歳のおばあちゃんが捨てられたりしていた犬を保護。
震災時には5頭、怪我を負いボランティアさんに引き取られた子、行方がわからなくなった子、野生動物の犠牲になった子など、メリーは最後の一頭でした。
おばあちゃんにしか懐いていなかったメリー、メリーは係留されていませんでした。
都市部ではありえない係留義務など、当然のことが、なかなか古い慣習や意識を変えてもらうのは難しい。
人が住んでいない場所での係留は、野生動物により危害を受けるときもあります。
実際、メリーの家でも「モク」という犬が無残な姿で亡くなっています。
震災後からの避難生活、避難先には連れて行かれない。
週に二度ほどしか、おばあちゃんと会えなくなり11年以上の年月、その最後は突然終わってしまった。
メリーは幸せだったのだろうか・・・
悲しみと怒り、憤りで胸が張り裂けそうです。
こんな姿で初めて触れたメリー、
どうか、どうか安らかに。。。
拠点から不足分のフードを買い出しのためドラッグストア経由で道の駅に移動して夜明けまで仮眠。
しかし、全く眠れない。
ウトウトしながら朝になり、1ヵ所の給餌BOXのあるお宅を経由して捕獲器設置。
その後、拠点に戻り、山形のkksanと合流、3人で活動開始。
拠点から亡くなったメリーを乗せて、メリーのお家に向かい、メリーを飼い主さんに託しました。
メリーとお別れです。
再度、拠点に戻り、活動開始です。
通称「西宅」のキジトラくん、異様に人馴れしてます。
どこかで飼われていたのか?
お宅に方に去勢手術のお願い。
柴犬の「ゆず」、飼い主さんご家族とは数年のコミュニケーション。
花火による体調悪化を機に、暖かい日中はお外で過ごし、夜はお家の中で過ごすように。
昔からの習慣、意識を変えるのは大変で時間がかかる。
メリーのようなことがこれ以上続いてほしくない。
猫の給餌中、山の麓から尻尾を振りながら駆け上がってくる二頭の親子犬。
係留はせず、柵の中で放し飼い。
脱走して猫ちゃんたちのご飯を食べにやってくる。
人がいると出てこない猫たちがほとんどなので、他の家を給餌している間に喉越しの良いウエットを置いてあげようと思ってもできない。
事故の危険もある。
当会が訪問していないお宅ですが、二頭をリードで繋ぎお宅まで連れ帰り、飼い主さんにお会いして係留のお願い。
「わかりました」と言っていましたが、一度くらいのお願いでは聞いてくれないでしょう。
通り道なので、確認して、継続して訪問します。
猫の支援先、やはり高齢の人懐こいミケちゃんが捜してもいない・・・
代わりに2匹の仔猫が!
1匹はシャムっぽい子で生後約3~4ヶ月、もう1匹は茶白でやや大きい。
おじいちゃん、また仔猫をもらってきたのか・・・?
毎朝、避難先から猫のお世話に通っているおじいちゃん、かなり耳が遠いので電話しても全く話にならない。
どうしたものか・・・💦
捕獲器を設置しているお宅、1匹入った。
顔が大きかったせいか、かなり大きく見えましたが体重は5.84kgほど。
活動を終え、拠点で片付けを済ませ、山形のkksannと解散。
隣町の動物病院へ向かい、去勢手術と初期処置と検査のため入院。
東北道で都内に向かいましたが、道中、睡魔がMAXでした。
次の日は仕事のため、仮眠はできない。
都内で隊長を降ろして帰宅したのは23時半頃。
体は疲れているのに、メリーのことなどがあり、精神的にも疲れすぎなのか・・・
なかなか眠れない。
結果、ウトウトしながら朝4時に起きて準備して仕事へ。
次の週末は横浜市内でTNRの予定。
隊長は熱海です。
頑張らねば💪
おわり