1月29日に横浜市某区より保護した推定10歳、白黒マスクの「ムーミン」からのご報告になります。
未去勢だったため、移動後、落ち着いた頃を見計らい2月27日に手術を予定していました。
前日が福島県飯舘村での活動だったため、預りさまが病院まで搬送してくださり、事前検査を行い、少しでも異常があればご連絡をいただくよう院長にお願いしておいたところ、病院から着信が・・・
事前検査を行ったところ、血液検査では総蛋白以外はほぼ正常値でしたが、レントゲン撮影で心臓がかなり肥大しているので、手術を行わず、追加検査をしたいとのこと。
17時に預かりさまと病院で待ち合わせ、院長から検査結果と説明を受ける。
エコー検査を行ったところ、腎臓と副腎に年相応の腫れが見られ、尚且つ、心臓の収縮率が30％。
猫ちゃんには珍しい病気で、心臓が大きくなり収縮力が弱い、右側三尖弁閉鎖不全を伴う拡張型心筋症の初期段階と診断されました。
そのため、心臓の収縮力を高めるためのお薬と、収縮力が弱いことにより血栓のリスクが高まるため、その予防のお薬を継続して投与することに。
次は二週間後に検査があり、検査結果によって次回の検査の日程が決まるそうです。
初期の段階で発見できたこと、頑張ってお薬を飲めているので、今の状態から少しずつでも改善できると信じています。
預りさまと「ムーミン」の動作がおっとりしているのは高齢のせいなのかしらねと話していましたが、心臓に異常があったのですね。
寒さ厳しいこの冬、
保護が間に合い、暖かなお家で過ごすことができ本当に良かったです。
「ムーミン」保護が間に合わなかった子の分まで生きようね！
次回の通院は3月13日です。
「ムーミン」一緒にがんばろう。。。
受け入れてくださった預りさまには感謝しかありません。
Mさま、引き続き「ムーミン」を宜しくお願いいたします。
（2月27日病院から帰宅時）
●血液検査
・腎臓・肝臓・貧血問題なし
・総蛋白高め→炎症慢性的
（ FIP可能性低い）
●レントゲン
・心臓かなり肥大
・7.5個以下正常→8.5個
●エコー
・腎臓、副腎腫れあり：年相応
・壁厚さ
収縮率：30%（通常は50%）
問題起きるかギリギリのライン
●右側三尖弁閉鎖不全を伴う拡張型心筋症初期の段階と診断
猫ちゃんでは珍しく、心臓が大きくなり収縮力が弱い
●投薬開始
血栓予防（ペルサンチン）：1日1回
心臓（ピモベハート）：1日2回
今後、定期検査と2種類の薬を継続することになりました
●気をつけること
・呼吸がハアハアする→胸水・腹水の可能性
・急変→血栓
●次回通院：二週間後（3月13日）
●皮膚の状態→だいぶ良い
・コンベニア注射
・フリーにしても大丈夫
一般社団法人民間災害時動物救済本部（CDCA）
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（CDCA活動報告はこちらより）
2022/03/08現在
3月の活動日程
※保護っ子ちゃんの体調、メンバーの勤務スケジュール等により延期となる場合がございます。
＜熱海活動＞
● 行方不明の猫の情報が入り次第現地対応予定
＜飯舘村活動＞
●CDCAnatsumint隊
3月25日（金）以降出発で調整
●物資到着期日：3月19日（土）～22日（火）必着
※悪天候による遅延が発生する場合がございます。
勝手を申し上げますが、早めにご手配いただきますと幸いです。
●物資送り先
※配送業者様問わず飯舘村、当会拠点になります。
〒960-1633
福島県相馬郡飯舘村臼石字町270-1
山田様内
CDCAnatsumint隊西澤宛
090-4881-3143
↑（伝票記載の電話番号になります）
●物資のお問合せにつきましてはこちらまで
↓
090-3815-2924（西澤）
●3月の仕分積込作業：なし