西日本豪雨災害、岡山県現地活動 2018.07.13-16② | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

 

【2018年西日本豪雨災害・岡山県現地活動
7月13日〜7月16日】動画①

撮影/CDCA kishimoto.yasushi

時間/4分28秒

 

台風、大雨による水害は

北海道南富良野町、九州北部災害などで

現地活動を行ってまいりましたが、
今回は水害の壮絶さを感じる活動となりました。


突然の地震による災害と
気象庁などから出される命の危機にかかわる情報や避難指示など、
予測して行動できる災害(水害)。

 

備えは変わらなくても、
個々の意識と行動により結果に大きな差が生まれます。

 

声を大にして言いたいです。

異常気象に突入している状況の中、

今までの常識、経験は通用しないのです。

 

「命の危機に関わる」という警報が出た際には、

とにかく明るいうちに早め早めに避難してください。

 

水害の時は、土砂崩れが起きない高台へ

 

特にお身体の不自由な方、ご高齢の方、

小さなお子様がいらっしゃる方、

動物と一緒に避難される方は、

ご自身の身の安全を確保できる間に

ゆとりをもって逃げてください。

 

そして、自治体の長の方にお願いです。

環境省では同行避難を推奨し、

最終的な判断は各自治体の長に委ねています。

そして、

自助、共助、公助とも言われていますが、

避難するにあたり、

動物と一緒に避難できない、受け入れ先が無いなどから、

自宅にとどまり災害に巻き込まれたり、

自宅に置かざるを得なかった子たちを迎えに行き、

二次災害となったりすることがないように、

動物との同行避難、受け入れ先のあり方を

もう一度考えて頂きたいと切に願います。

それが人の命を守ることにもつながります。

 

熊本地震の際は、人も動物も一気に避難所に押し寄せ、

住み分けもされず、後に、トラブルが発生、

動物は野外で過ごさざるを得ませんでした。

 

今回、岡山県総社市、倉敷市の避難所では、

一部の避難所を除き、「同伴避難」をされており、

ペットを連れている方と連れていない方が、

教室などを利用して住み分けされていました。

 

たとえば、体育館は一般の方々、
教室一階はご高齢の方やお身体の不自由な方、
二階はペット同伴と工夫されていました。

(4日間で直接訪問した避難所数 29ヶ所)

水害で酷い被害のあった真備町の避難所の1ヶ所のみ、
犬は野外に居ましたが、室内同伴が認められました。

https://www.facebook.com/1695762857405679/posts/2031836117131683/

 

しかし、

一緒に避難できなかった犬や猫、

係留されていた犬が溺死したり、
猫は更に悲惨な状況でした。

 

 

活動初日、

先ずは倉敷市防災危機管理室、倉敷市保健所、

総社市危機管理室、総社市社会福祉協議会などを訪問、
情報収集や活動内容の擦り合わせを行う。


とある避難所でのトラブルの話もあり、
フォローに行くことに・・・

 

倉敷市内や総社市内は被害は無く、
普段とほとんど変わらない様子、


避難所は、ペットがいる、いないに関わらず

全ての避難所を訪問。

※避難所にペットがいなくても、エアコンが使えない自宅に残したり、
一時的に預けている方もいる為

 

 

今回の災害が起き、
ネットでは「犬や猫がいるから避難しない」

といったご意見をよく目にしました。


それがどの様な結果になるか?
どうすべきなのか、

考え、行動する気持ちに繋がれば幸いです。

 

つづく

 

★引き続き、現地活動のお願い

https://www.facebook.com/cdca.animal/posts/1295339637266956

 

 

画像 

 

一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

 

新しいバナーができました。リンクフリーです。

 

※CDCAのHP、順次リニューアル中

 

 

ご寄付 支援物資

 

里親募集 ボランティア募集 

 

CDCA民間災害時動物救済本部

 

フェイスブックページ開設

 

https://www.facebook.com/cdca.animal/ 

 

(CDCA活動報告はこちらより)