私は記事を入力するのはだいたい30分くらいなのですが、調べることがあると延び、しかも調べてる間に他のものまで調べ始めるので時間がどんどんと消えて行きます←集中力が続かない、持続力の低さはこんな形で出る😓
おはようございます。
夏海のお部屋の夏海です。
減薬の方法は、私の認識では2種類あり、
それは、薄めて飲む方法と飲む間隔(飲まない期間)を延長して行くというやり方で、私が2度成功したのは後者ですが、
それとは別に今回は、再発させて一年ほど?に行った私の一気断薬の経験をお話しします。
あ、その前に、私の一気断薬の経験をお話しするのは一気断薬を推奨する訳ではなく、あくまでも夏海の体験談としてお読みください。
私が一気断薬しようと思ったきっかけは、精神薬の副作用による酷い便秘からでした。
食べてるのに出なくて(大腸が弛緩していたのかな)肛門付近にどんどんと貯まって来ているのが分かり恐怖を感じたからです。
当時の私は愛知県から期間限定で東京に移り住み、夫がお薬外来で貰ってくる精神薬を郵送してくれている状況だったので、薬の微調整ができなかったことも理由の一つです。
(上京中はどの病院にも通院していない)
ところで、うつ病時代の私が一番怖かったのは『怖いよー』が絶えず私を狙っていることでしたが
(恐らく『予期不安』と呼ばれているものかも知れない)
一気断薬したらそれがべったりと私に張り付いて、絶えずパニック寸前でした。
頓服を飲みたいと師匠に伝えると、「便秘治したいんじゃなかったの?」と聞かれ、結局必死に耐えていました。
それでも一気断薬をしてから2、3ヶ月くらいは師匠の元にいたので、師匠から治療を受け何とか対処して貰えたのですが、
(あまりに薬が飲みたい、頓服!頓服!と四六時中言っていたのでジャンキーのようだと呆れられていた。「頓服」ではなく「トンカツ」と言えとよく笑われていたが、そのジョークには付き合うことは無理だった)
金木犀が咲く頃に師匠の元から離れ愛知県に帰ってからは一人で耐えねばならず、
それでなくても「頓服」「頓服」と、薬を飲みたくて仕方がない私を立ち止まらせ、対処してくれる師匠がいないので、通院を再開したタイミングで再服薬してしまいました。
「飲みたくないなら無理にとは言わないけれど、洗脳されているような目をしている」
と言う医師の言葉を聞いて。
(たぶん私の主治医は来るもの拒まず去るもの追わずのタイプなのかと。)
久しぶりに飲んだ薬の副作用で私は膝から崩れ落ち(※一度も飲んだことがないこれを服用させたのは罰ゲームだったのかも)、起きていられる状況ではなくなり、すぐさま薬を変えて貰い、
(夫も義母も悪化だと思っていた。副作用のせいだと私が知っていなければ増薬の可能性は高かったと思う)
再服薬で離脱症状が安定したかと言えば、離脱症状で発現した『過緊張』『歯の食いしばり』『首の筋の強張り』は今もずっと残っています。
完全断薬完了した今、一気断薬して2,3ヶ月経った頃の再服用さえなければ、もっと早く楽になっていただろうなと思うのです。
甘えは当然あり、助けて欲しいと他者に救いを求めていたものの、耐えられない程のものではなく、
うつ病の薬を辞めるまで続いた『パニックになりそうなら外を歩き回る』をやれば落ち着く程度のもので、
(とは言うものの、『日常生活』は普通に送れないけどね)
そして、そうすれば落ち着くと知っていたにも関わらず、
安易に薬を飲むことを選んでしまったのは大失敗だったと、今では分かるのですが。
(本当は飲みたくなく、励ましたり勇気づけて欲しかったのですが、元夫も主治医も薬を飲んで落ち着くことを求めていたので、周囲の圧力(期待)に逆らうことに諦めてしまった。また、当時流行っていた『洗脳』と言う言葉に反発し、洗脳されていない証明として薬くらい飲んでやらぁと思った気もする)
あと少し続くので、疑問①はこの次で完結することにします。
【編集後記】
『目を閉じれば外から入ってくる情報の殆どは遮断できるので、眠れなくても目を閉じているだけで体が休まる』
と、まだうつ病真っ盛りの頃に聞いてはいましたが、
眠れない(眠り続けていられず夜中の3時に起きていた)時代には、目覚ましが鳴るまで眠れていることを一番求めていたので、『眠れていない状態』が耐えられない気持ちでした。
今は、眠れないことにも特に焦ることなく
「眠れないわぁ」と思い、
そのまま目をつぶってベッドに居続けるか
寝ることを諦めて居間に移動するかを選ぶことが出来るのですが、
当時はそんな悠長なことなんて出来なかったなぁと、
あの焦りはなんだったんだろうと思います。
睡眠薬を飲んだとて元々眠れなかったので、
一番最初に睡眠薬をスパッと辞めたのですが、
当然眠れるなずもなく、
夜中に起き出して編み物などの手芸をして時間を潰していました。
「断薬したのだから眠れなくて当然だ」と眠れないことを受け入れた途端に、眠れないからと焦ることもなくなり、
だからと言って眠れたわけでもないのですが、心は穏やかになりました。