【その2】精神科って何をするところなの?”地図はありますか? → 丸2年経ちました。” | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

夏海のお部屋へようこそ

あなたは、あなたのままで良いんだよ

毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

思わぬ横にそれた内容ですが、恐らくどこからも出てこないような内容(特に『攻めた内容』ではない)なので話し続けてみます。


 ↓こちらの続きね。


久しぶりに金沢の武家屋敷の近くにある大好きなお香のお店に行って来ました😊

お香専門店『焚屋(たくや)』さんお薦め



では本題に。



『うつ病は心の風です』キャンペーンが展開されてもう20年以上経つけれど、そして精神科へGo!キャンペーンの功績もあって、精神科は結構気軽に受診できる科になって来たけれど、精神科は心を扱う専門家が医師としている訳ではないと言うことは全く広まってない気がします。


抑うつ状態になった人は精神科の受診を勧められますが、精神科は心の問題を扱える医師はいないと言うことは殆ど知られていません。



その①で書いたように、内科などの病院と同じことが行われるだけで、内科などと同じように不調の治療を投薬によって行われます。



問診の段階で悩み(受診した理由)を伝えます。



例えば内科なら、『頭痛』『腹痛』『発熱』『咳』『食欲不振』『吐き気』『めまい』などなどなど。



精神科でも同じように、困っている症状を伝えます。



『眠れない』『吐き気』『腹痛や下痢』『めまい』『過緊張』『ドキドキ』『やる気がでない』『涙が出る』などなどなど



内科も精神科(心療内科、メンタルクリニック)も同じように、問診を元に診断が下されて、その『悩み』に相応しいであろう薬が処方されます。



「これを飲んでしばらく様子を見て下さい」と言われ、

「お大事にして下さい」と言われて診察室を出る。



『心の風邪です』と言うキャンペーンの極悪なところは、イメージ戦略として「薬を飲んでいたら治る」と思わせてしまうことかなと思います。



西洋薬は対処療法しかしません。


例えば風邪。



風邪を治せる薬と言うものは存在していなくて、風邪を治せるのは本人の治癒能力だけであるのに、症状(治癒の為の反応)を押さえ込んで寝込まない為に薬を飲む。



薬を飲みながら働いて(家事も仕事です)、処方された薬を飲み切ってもまだ長引いているならば、追加で薬を出して貰いに行きます。



「もう大丈夫だ」と思えるまで薬を飲み、自身が納得出来たら通院を辞める。



内科の治療は、そんな風に始まって、そんな風にフェードアウトします。



精神科の治療も同じで、対処療法として精神薬が処方されるだけで、心の治療は行われません。



私がどれだけ『今の私』に至ったエピソードや過程を話したところで無駄だったんですよ。



3時間も4時間も待ってやっと入った診察室で毎回、与えられる診療時間いっぱい使って、前回から今日までの『治療』に繋がるヒントになればと伝えるエピソードを話していたことは無駄だったんです。



続きは【その3】でお話しします。


【編集後記】


打ち込みをしている途中で「ちょっと休憩」と、保存をしないでスマホを待機中にし、そのまま時間が経ち過ぎて入力したものが全部パァになることがしばしばあり😰毎回自分の馬鹿さ加減にどこにもぶつけられない怒りを感じます。


(この記事も半分以上打ち込んだものが『なかったこと』になり絶望した😰)


たぶん次の記事で、『地図』の方には辿り着く予定です。


あと一回で終われたら良いなー