子供時代に十分に依存させて貰えなかった人は、依存に対して『気が済んでいない』から、足りない分を他者に求めるんだけど、ある程度大きくなった人にとっての依存とは、本当に欲しいものとは別のものなので、欲望は際限がないんですよね。
そして、うつの傾向をもつ人々に多くみられるのが、パートナーに強く依存するということです。
「だれかに頼らないと、自分は生き延びることができない」という思いが心のどこかにあるので、自分を愛してくれる人に強く執着します。
また、ものごとが自分の期待どおりにいかなかったり、思い通りにならないことがあったりすると、攻撃性が非常に高くなり、パートナーをコントロールしようとする可能性もあるでしょう。
その背後にあるのが、「パートナーに離れられてしまったら、自分は生きてはいけない」と思うほどの不安や怖れなのです。
最後に書いてある改善方法は、なるほどと思う内容でした。
『いつもと違う』を意識して行える簡単な方法。
この『いつもと違う』を試して見るって思考と行動は、とても重要です。
【編集後記】
本当に欲しいものではないので、渇きは癒えないのが依存症の最大の特徴。
そして寂しさが増すばかり。
自己嫌悪もますばかり。
手に入れても不安で、「そんなはずはない」と疑い続けてたな。わたし。