うつ病キャンペーンの次は双極性障害のキャンペーンがあり、その次には統合失調症のキャンペーンがあった。
大人の発達障害キャンペーンが充分浸透したので、次は子どもをターゲットにしてキャンペーンが展開されているよね。
今や金儲け商材にされている「発達障害」。
精神心理業界には専門家、非専門家問わず、いろんな人が参入し、色んな出鱈目を言って消費者を煽り、消費に向かわせようとする。
一時、精神科では「うつ病」と診断される人が異常に増加し、まともな先生らが「それはどう考えてもおかしいだろう」ということでさまざまな警告文書を発信した。
ところが、その後どういうわけだか「うつ病」はなりを潜め、今度は発達障害圏の診断名を告知される人が爆発的に増加している。特にADHDの増加の仕方は異常である。
こんなのは流行としか言いようがない。
写真の本の表紙にあるように、今、やたら自分を発達障害にしたがる人が増えているのである。
ADHDの診断と治療は、かなりいい加減に行われており、高額かつ副作用が面倒な薬がバンバン処方されている。つまり病気でもない人に高額な薬がジャカジャカ出されている。
これは詐欺られやすい情報弱者が存在するからこそ成立するビジネスモデルである。
そして、人目を気にする日本人の「皆と同じように仕事ができない理由を発達障害のせいにしたい」という気持ちに付け込んだ卑劣な商売なのだ。
その証拠に、薬を飲んではいるものの状況は一向に良くならず、症状は悪くなるばかりという人が溢れている。
【編集後記】
発達に凸凹があるのが子どもなのに、凸凹を許さない社会になってしまったのはどうしてなんだろうか?
子どもを育てる側に、時間や精神的な余裕が無くなってしまったから、凸凹した特性を活かして導くことが出来なくなってしまったのだろうか?
市役所勤めをしていた友達が言うように、子どもの発達障害が急激に増えたのは、農薬のせいなのだろうか?
卵子や精子の発育や胎児の発育や脳の発達に、食べ物が影響しているのは確実なだけに。