『うつ病』を 理由にするな? | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

夏海のお部屋へようこそ

あなたは、あなたのままで良いんだよ

毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

道に逸れました。

うーたんには できるだけの配慮をして出発。
私が『経験者』であるから『共感』して貰えると思って、色んなことを話してくれました。

よく口にした言葉は、
理解して貰えない『うつ病』独特の。。。
と言うフレーズでした。

私は『うつ病眼鏡』をもう外してしまっているので、
『それ』って『うつ病』のせいではないよ?と思うんだけど、

『そこ』に本人が自分で気が付かない限り、
最初から、自分が責められているんだ との思い込みから、殻に閉じ籠ってしまい
そのせいで伝える(指摘する)ことができなかったってことで、
つまりは、『理解して貰えない』のではなく、
最初っから全く報連相をする気がない のが原因だと思います。

うーたんは 一時『時間の縛り』がかなりありました。
『強迫観念的』に数字で語呂合わせしてしまうので、
自分が『怖い』と思う時間になると 『祈り』に入らないとパニックになる というもの。

この『祈り』と言うのは、
一人の静かな時間を作って、恐怖を打ち消す行為をすること で、
その為に仕事を中座しないといけなかったのですが、
社長から 辛かったら休憩して良いよ と、ちゃんと許可を得ていました。

でも、社長が従業員全員に説明している訳ではなく、
だから 一日に何度も勝手に休憩するうーたんは、浮いている存在だそうで、
『さぼっている』と毛嫌いしている人もいるそうです。

社長が許可をしたこと自体が、社員全員の共通認識としていなかった ってことなんですね。
残念ながら。

そして何よりも 休日にドライブに行ったという話をしている ということで、
休みの間は元気なのに、仕事になったら体調が悪くなる? って思われているらしく、
冷静に考えると それってのは仕方がないのでは?と思います。

なぜならそれは、
体調が悪い話はぜずに、楽しい話ばかりしているから なんですよね。
ただ単純に それだけの理由。

休みの日にだって
仕事中と同じように 『祈りの時間』はある。

『そこ』を説明しないと、
仕事の時だけ体調が悪くなる と思われても仕方がないんです。
それは 報連相が きちんとできていないから、そう思われてしまう と言うことなんです。

ほら『うつ病独特の』といわれても、一体何が 良くてダメなのか?は本人にしか分からない。
だから『それ』は 説明しないと伝わらず、
自分の為にも、そこは手を抜いてはいけないんです。

うつ病時代には私もよくやってましたし、長い間散々言って来た言葉の
『うつ病』だから。。。という言い訳は、
水戸黄門の印籠のように効果があって、
何一つ説明しなくても分かって貰えると思ってましたが、
それは大きな勘違いだ ということが最近分かってきました。

報連相(報告、連絡、相談)ってのは、本当に大事。

これは、『うつ病』であろうと なかろうと です。