【FX初心者必読】御嶽山の噴火から学ぶこと | なつめっちの”FX実践ブログ”

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こんばんは!


なつめかづきです。



では今週も先週の振り返りからいきましょう。

先週はFOMC後の米ドル高の流れを引き継ぎ、米ドルが堅調でし
た。

ドル円は108円50銭から109円30銭の間で推移しました。

巷にはそろそろ調整が入るのでは、といった観測もちらほら聞こ
えてきます。

確かに102円台をうろうろしていた先月を思えば、あれから一気
に7円も上げているので、少し急激に過ぎるきらいはありますね。

値ごろ感で話をすれば、確かにそろそろ下げそうな気もしますが、
そこはひとつ冷静になった方がよさそうです。

現在の相場は、ドルが独歩高です。

ユーロと円は金融緩和路線ですから対ドルで買われる理由は見当
たりません。

あるとすれば、それは地政学リスクで、イラクとシリアでの対イ
スラム国との戦いが激しくなる、などの材料が出てこない限り、
ドルが売られるとは思えないです。

そして、先週はドル高を受けて資源国通貨が軟調でした。

特にニュージーランドドルはニュージーランド準備銀行(RBNZ)
が通貨高牽制を行ったのを受け、急落しました。

ここまで急激にドル高が進んでも、他国の中央銀行がクレームを
付けないところを見ると、対ドルに対する利害関係は一致してい
るということなのでしょう。

さて、今週はというと、早いもので、もう月初めの一週目です。

月初めの第一週のイベントと言えば、もう、みなさんお分かりで
すね。

そう、週末に発表となる米国の雇用統計です。

月に一度のお祭り的なイベントです。

また、米国の雇用統計発表の前日にECBの政策金利発表もありま
す。

先月はサプライズで金利の引き下げを発表して市場を驚かせまし
た。

さて、今回はどうでしょう。

短期的には10月に入って一度大きな調整が入ることも想定して相
場に望んだ方が良さそうです。

長期的にはドル高は間違いないので、調整して下がりきった底で
ドルを買う戦略が王道のような気がします。

値ごろ感でドルを売るのは危険ですので、十分注意してください
ね。

では、


P.S.御嶽山の噴火で死者が出ました。

ご冥福をお祈りしたいと思います。

今回のこの噴火は水蒸気爆発によるものだそうで、噴火の予測が
極めて難しいのだそうです。

そのため噴火の当日でも警戒レベルがレベル1だったそうです。

当日に登山を計画した多くの人は運が悪かったということなので
しょうか?

今回の出来事は、実は為替相場に向き合うトレーダーにとっても
非常に示唆に富んでいるように思うのです。

実は、今回の噴火の数日前から地震の回数が増加していたという
事実も報告されています。

今回の噴火を予知する材料がまったく無かったかと言えば、実は
あったのではないかと推測します。

極めて難しかったことも事実ですが、振り返ればきっと何かあっ
たのではないか。

2008年のリーマンショックも、実は何ヶ月も前から兆候は出て
いましたし、経済ニュースでも伝えられていました。

それでも僕はリーマンショックに巻き込まれたという事実からす
れば、当時の僕は経済ニュースをよく理解できていなかったのだ
と思うのです。

危険が身に迫っているということが全くわかっていなかったと。

みなさんは今回の噴火で何を感じましたか?

では、また!!

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