なつめかづきの"Beyond The Next Level FX"
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こんばんは!
なつめかづきです。
では今週も先週の振り返りからいきましょう。
先週は月末月初で週の後半に重要指標が目白押しでした。
特に今月の雇用統計は10月以降の流れを判断する材料となりますの
で注目していた人も多かったのではないでしょうか?
週の前半は月末ということもあり、材料の少ない中、前週のFOMC
以降に一気に進んだドル高を引き継ぎ、底堅く推移しました。
ニュージーランド・ドルは中央銀行が8月に5億NZドルを売却した
と発表したことを嫌気され急落しています。
豪ドルも、つれ安となりました。
週中、10月1日から2日にかけては、その後の米雇用統計の発表前
のポジション調整でドルが売られました。
ドル円は一気に108円台前半まで戻した後、108円後半で底堅く推
移しました。
一方で、ユーロはECBの景気刺激策において資産購入規模を明確に
示さなかったことを受けてユーロが買われています。
このユーロの動きを理解するのは、なかなか難しいのですが、思う
に、市場のコンセンサスとしては金融緩和待った無しの状況におい
てもECBが明確に態度を示さないことに対する市場の苛立を価格の
動きで示したのではないかと思っています。
さて、10月3日は月に一度のお祭りである米雇用統計の発表日でし
た。
結果は、非農業部門雇用者数が24.8万人と予想を上回る好結果が
示され、失業率も5.9%とこちらも好結果となりました。
これを受けて、ドルが他通貨に対して全面高となり、ドル円は調整
前の109円台後半に戻す結果となりました。
ただ、米国の長期金利は、一旦は上昇するものの元の水準に戻して
いますので、この辺も説明が難しいところです。
さて、今週のイベントに目を向けてみましょう。
今週の注目は、10月9日に発表となる米FOMC議事録公表と豪州の
雇用者数変化、英国の政策金利発表です。
FOMCの議事録公表では、先日のFOMCでどのような議論がされた
のかに注目が集まります。
タカ派寄りの意見が多くみられるようだと、今後の金利引き上げ時
期が早まるのではないかといった観測がなされるでしょう。
ドル高に拍車が掛かることも考えられますので注意が必要です。
米株はここのところ加熱気味なので、FOMCの内容を受けて下げる
可能性もあります。
10月は以前にもブラックマンデーを引き起こした月でもあります。
大きな節目の月になる場合がありますので、十分注意してください
ね。
※投資の判断は自己責任でお願いします。
P.S.
この記事を執筆中に、二件の電話が掛かってきました。
そのふたつとも、子供の学校の連絡網でした。
内容は、
『明日は台風のため、休校です』
というものです。
御嶽山の噴火予知と同レベルに語ることはできないでしょうが、
この差は何なのか?
実に両極端な気がしてなりませんね。
どちらがよいかと言えば、今の時台、後者なのでしょうね。
疑わしきは中止にするのがよろしい。
少しでも地震の回数が増えたのなら、入山禁止にするのがよろし
い。
FXも、疑わしきは、様子見です。
では、また!!
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