福岡の人ってテンション高めな人が多い
パワフリーだ
少し前だけど 『ひなの国 九州』 なんつー旅パンフをもらってきて
『さげもん』 とはなんぞや!?
となって、この目で見たくなり旅に出たことがある
でも、その前に 以前からちょっとだけ気になっていた
大牟田に寄ってみることにしましょう、助さん
その日、わりと早めに大牟田駅前に着いて、気分よし
ロータリーに 観光案内所があったので、まずはマップを頂いて いい廻り方みたいなのをレクチャーしてもらった
すいてたからか、町の歴史なんかも話してくれたので聞き入った
「へ~」
何やら、ここは物凄い活気を手にした街だったことを知る
♪♪月が出た出た~ 月が出た~
ア、ヨイヨイ
三池炭鉱の上に出た♪
♪ あんまり 煙突が高いので
さぞや お月さん 煙たかろう
♪
ハラ、 ヨイヨイ♪
『炭坑節』 で有名な、三池炭坑がここだったことも初耳✨
着いた鼻からワクワクがスタート
勧めてもらった炭鉱と(この)町の歴史資料館みたいなトコに行ってみた
江戸時代~平成9年の閉山まで
とにかく沢山の人が働いた場所だったみたい
團琢磨とゆう 偉い人が三池に着任してからの発展は目覚ましくって、石炭をどんだけ転がせるんだ的な
後に、日本初の科学コンビナートにまでなってゆく
悲願だった 三池港の建設 ・ 開港のはなし(コーナー)には、強くロマンを感じてしまい
しばらく張りついて見ていた
その後に行った三池港
イメージしたよりも小さかった。。。けど やっぱりジーンってなった
今は 役目を終えて少し寂しそうにみえたなぁ
お疲れさまでした
待遇や、見返りは抜群によかったようだけど、肝心の炭坑の仕事の方は本当にキツいものだったことも、しっかり書いてあった
朝鮮半島の方が残した悲しい書き物もちゃんと展示してあった
辛かった..けど知ってなきゃね
パネルの写真から、信じられないくらいに伝わってくる街の活気
(わーっ)
万国旗が張り巡らされてる駅前ロータリー
人と。。。バスと。。。鉄道と
なんだか 体が熱くなって、胸が高鳴った
ここに限らず、大正~昭和にかけての街の活気や暮らしの贅沢って
映画や資料とかでしか見たことはないけど
今なんかとは全然 勢いや値打ちが ちがう気がするなー
いいもん見せてもらったぜ
琢磨を悩ませた有明 沿いの湾岸道路を抜け、さあ柳川へ
(たくま呼ばわり)
町中がお雛飾り
有名な柳川下りの舟がなん艘も行き交ってるし
冬なのに柳もゆらゆら揺れてんじゃーん いいっ、いいよっ
見たかった 『さげもん』 も10m歩けば 当り前の風景になっちゃう(^_^;)
..くらい さげもん
でも、やっぱ超かわいいーのだ
さげもんがあると、お雛飾りの華やかさがハンパなく変わる
八女や日田のお雛様もステキだったなー
ただ、私の一番の好みは このポコポコかわいい柳川雛だな~
あ、これが 『さげもん』 ↓
と、柳川名物うなぎのせいろ蒸し
私はふだん あんまり鰻はチョイスしない系なんだけど
せっかくだから、いっちゃうかい って
でもやっぱり並 でいいや(笑っ)
暖簾に、お座敷に、せいろのお重も。。。ステキで
そのうえ さげもん飾りを近くに眺めながら食べれて こういうの幸せ
おいしゅうございました アリガトウ
泊まりは 博多ではなく、久留米
初恋の人 藤井郁弥 の故郷
街なかに泊まり、すぐそばの この又兵衛に行くのが楽しみ
郁弥に会えないかなー
入ると「いらっしゃい餃子何枚する?」 とソッコー言われる(笑っ)
おもしろい
でも、うまいのよ これが
目のまえに、大っきくて 丸い生地玉(餃子皮)が出てくる
それを拳くらいにちぎって、コロコロと長い棒状にする(千歳飴みたい)
チョンチョンと3センチくらいに切って
今度は、それを短い木の棒で丸く伸ばす
仕込んである種を包み込んでガンガン焼く
フレッシュ餃子
あの大きい生地玉が、何度も新たに出てくる
福岡の餃子好きはハンパない
ムズカシイ料理はない
でも前もっての手間はちゃんとかかってる
ニラたまも、おいしい
味付け 塩コショウだけなのに
でも基本、重い系のお料理が多い
久留米も、もともと労働者の町だからかな
つきほしゴム(地下足袋とか長靴とかの老舗)や ブリジストン
大きい工場がある町
聞けば、親・子・孫 3代に渡って同じ工場で働いた人も沢山いたとか
『つきほしゴム記念館』 って 工場横にあって
すごく見応えあるし、この係の人のはなしも すごく面白くて、充実感 ◎
博多はちょっと違う感じだけど、福岡って本当に 労働者の町を多く抱えた県だったんだなぁって 改めて思う
仕事があれば、お金はまわるし
同僚も多けりゃ仲間もできる
肉体労働って、働いたーーーって気になるから、なんかテンションあがるんだよね
福岡って遊び方豪快な人が多いの
老若男女、めんどうなこと云う人を見たことがない(今んとこ)
やっぱ働く場所が必ず あったからじゃないかなー
てのに、私の頭は通じちゃう
飲んで、遊んでお金なくなっても
「働けば いいったい!」
「ちゃんと仕事ばすれば、よかろー」
労働したら、バリバリ遊ぶ
福岡スタイル
久留米、大牟田..飯塚 あと北九とかもあるし
労働の力のうねりが根底にある すごく強いパワーを持ってる県だと思う
働く場所が多かったからか、なんか自由(権利)も多い土地
そんなふうに感じる
あと、福岡行くといつも感じることがあるんだけど
(まだあんのかーい)
博多とかでも、既にあんな大都市なのに、人がみんなでっかい夢を持ってる
キラッキラの夢
これってなんでだろう
誰かが話すと、みんなが一緒にドキドキと熱くなる
福岡ってステキなんだよなー
福岡は おいしいもの多くて、いつも翻弄されるけど。。。久留米に来たときは
最後のお昼は必ずここ ↓
大スキな筑後川
なんか、10代の頃とかの 青い気持ちとか感じれちゃうんだよねー
郁弥のせいかもね(笑っ)
ローソンで おにぎりと からあげ君レッドを買ってきて、ベンチに座って食べる
思えば遠くへきたもんだ~
(フミヤじゃなくて、鉄矢かーい!)
スケッチブックとかも持って行ったりして、わりとのんびり2時間くらいいて。。。満足して帰路につく感じ
イエイ